09/06/06 20:40:10
■世宗大王艦、今月末まで欠陥補修点検 … 北ICBM発射時は追跡不能
今年４月５日に発射された北朝鮮の長距離ロケットを15秒後に探知、軌道を完璧に追跡して
有名になった我が海軍の「世宗大王(ｾｼﾞｮﾝﾃﾞﾜﾝ)」(7600t級)が、今回の北朝鮮の大陸間弾道
ミサイル(ICBM)追跡作戦には参加できないことが確認された。
合同参謀本部の関係者は３日、「イージズ駆逐艦の世宗大王艦は先月23日から今月末まで、
戦力化期間に行なわれる欠陥補修を受けるために鎮海港に行っている」と明らかにした。
この関係者は、「戦力化期間とは、新しく建造された艦艇が実際の作戦に投入される直前に
試運転を通じて艦艇機能と特性を把握する期間だ」としたうえで、「今回の欠陥補修も来年１月
に実戦配備されるのに先立ってなされる定期点検次元のものだ」と説明した。これと共にこの
関係者は、「現在、海軍には世宗大王艦ほど性能が優れた艦艇が無く、朝鮮がICBMを発射
した場合は海上で探知できる代替戦力が無い状態だ」と語った。
海軍関係者も、「代替戦力を投入しようにもICBMの高度を追跡できるレーダー性能を持つ艦艇
が無い。KDX-II駆逐艦は世宗大王艦と比較にならない」として、「このため、ICBM追跡は空軍の
第２MCRC(中央防空統制所)で軌跡を追跡したり米軍情報に依存するほかない」と述べた。
今年４月５日に世宗大王艦が北の長距離ロケットを探知できたのは、「多機能フェイズドアレイ
レーダー(SPY-1D)」のおかげだ。艦橋の外壁４面に、このレーダー４基が巨大な半導体のように
付いている。それぞれが約4500個の小型レーダービームで構成され、最大1000km離れた飛行
物体を捕捉でき、500km以内に接近する約1000の標的を同時に探知追跡できる。探知した標的
のうち約20個の同時迎撃も可能だ。
今年４月初めに東海（訳注：日本海のこと）で一緒に作戦を遂行した米日の最新鋭イージス艦も、
世宗大王艦の探知能力を認めた。世宗大王艦が搭載している、現存最強の艦艇防御戦闘シス
テムであるイージスシステムは、韓国と米国・日本・スペイン・ノルウェーの５ヶ国だけが持っている。
▽ソース：世界日報（韓国語）（2009-06-04 08:05）
URLﾘﾝｸ(www.segye.com)
URLﾘﾝｸ(news.naver.com)
▽別ソース：鳳凰網（中国語簡体字）（2009/06/05 14:48）
URLﾘﾝｸ(news.ifeng.com)
レーダーとミサイルをリンクするシステムに欠陥があるとのこと。
▽別ソース：聯合ニュース（韓国語）（2009/06/04 09:22）
URLﾘﾝｸ(www.yonhapnews.co.kr)
URLﾘﾝｸ(kr.news.yahoo.com)
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