09/06/02 08:38:49
北朝鮮が昨年末までに大陸間弾道ミサイル(ICBM)クラスの長距離ミサイルまたはロケットを3-4基製造したとみられることが、1日までに
分かった。北朝鮮は先月発射した長距離ミサイルに転用可能なロケットと平安北道鉄山郡東倉里に最近運ばれたミサイルを除き、さらに
1-2基の長距離ミサイルを保有している可能性が高いことになる。こうした中、北朝鮮は最近、西海(黄海)一帯の海軍に実弾、砲弾を平常の
2倍以上備蓄するよう指示しており、異例の奇襲上陸訓練を実施するなど、挑発行為を準備する兆しが見られる。
韓国政府の消息筋は「海外でのミサイル部品調達規模などさまざまな状況を総合すると、北朝鮮が平壌市山陰洞にある兵器研究所で
3-4基の長距離ミサイル、ロケットを製造した可能性が高く、韓米情報当局が細かく追跡している」と述べた。情報当局は北朝鮮が最近
東倉里に移された長距離ミサイルを発射した後、さらに追加的な発射があり得るとみている。
また、別の消息筋は、北朝鮮が最近、南浦市の西海艦隊司令部に所属する警備艇などの艦艇、海岸砲部隊に実弾、砲弾を平常より2倍
以上備蓄するよう指示したとの情報を得ていることを明らかにした。これは武力衝突の可能性に備え、戦闘力を補強する狙いがあるとみら
れる。
北朝鮮はまた、西海沿岸に「攻防級」高速空気浮揚揚陸艇などを展開し、奇襲上陸訓練を実施しているという。北朝鮮が6月に上陸訓練を
実施するのは異例のことで、武力をアピールする狙いがあると分析されている。事態が悪化すれば、ペンニョン島、延坪島など西海五島への
奇襲上陸という挑発もあり得ることを韓国側に見せ付けた形だ。攻防級の揚陸艇は1隻に1個小隊(約40人)を乗せ、時速90キロ以上の高速で
西海沿岸の海岸に上陸させることが可能だ。
消息筋によると、西海艦隊司令部に所属する第8戦隊の前進基地がある南浦付近の草島では合同射撃演習が実施されており、先月末には
北朝鮮軍首脳が西海艦隊司令部の所属部隊を訪問したことも判明している。
韓国軍当局はこうした動きを北朝鮮による武力挑発が近づいた決定的な兆候とは判断していないが、挑発につながる可能性があると判断し、
鋭意注視している。
ソース: 朝鮮日報 2009/06/02
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