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2009年5月27日、カナダ在住のメディア関係者・連鵬(リエン・ポン)氏は自身のブログに「中米の協力
によってはじめて北朝鮮の核問題が解決できる」と題した記事を掲載し、中米両国が共同体となって
共生する「チャイメリカ(Chimerica=China+America)」思想が北朝鮮の核問題を含めた世界の
さまざまな問題を解決するカギになるとの見方を示した。
北朝鮮が25日に行った核実験や、引き続き行っているミサイル発射など一連の行為について、筆者は
まず、東北アジア地区の平和を脅かす行為だと非難する。続いて、核拡散問題を取り上げ、北朝鮮の
核保有を世界が黙認すればイランなどへの抑止力は無力化し、石油の主要産地・中東が一気に混乱
に陥る、と指摘した。
さらに、中国との関連に触れ、核実験強行によって中国の面子はつぶされ、北朝鮮に対する「影響力の
低下」が証明されたとし、06年の核実験の際には北朝鮮に対する明確な非難を避けていた中国政府
が、今回はこれまでで初めてとも言える厳格な態度を表明せざるを得なかった、と紹介した。
また、韓国紙・朝鮮日報が26日の社説で「韓国の核武装論」を展開したことに言及し、周辺国家での
核開発や軍拡競争への発展、特に日本の軍国主義の復活への懸念を示した。
最後に作者は、米歴史学者のニール・ファーガソンが提唱している新概念・中米の共同体「チャイメリカ」
を取り上げ、「中国各界ではまだ十分に受け入れられてはいない」と断った上で、「中米の真の協力に
よってはじめて北朝鮮の核問題は解決できる」と結んでいる。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)