09/05/28 22:35:31
中国人逮捕 偽公印多数発見
偽造された入国管理局の公印が押されたうその書類を、アルバイト先の会社に
提出したとして、横浜市の中国人の男が２８日までに逮捕されました。男の家からは
ほかの役所の偽の公印も見つかったということで、警察で詳しく調べています。
逮捕されたのは、横浜市旭区の無職で中国人の林世斌容疑者（２４）です。
警察の調べによりますと、林容疑者は東京入国管理局横浜支局が在留資格外
の仕事をすることを認めたとするうその許可証を作り、雇用契約を更新するため
ことし４月に東京・港区のアルバイト先の食品加工会社に提出したとして
偽造有印公文書行使の疑いが持たれています。
これまでの調べによりますと、林容疑者は４年前に来日して専門学校に通い、
翌年から入国管理局の許可を得てアルバイトをしていましたが、取得単位が不足
して在留資格がなくなり、今月中旬には帰国するよう求められていたということです。
警察によりますと、林容疑者は「許可証に押した公印は中国の知人に頼んで作った。
中国で偽造すればばれないと思った」と供述し、容疑を認めているということです。
林容疑者の自宅からは「神奈川区長印」や「横浜市印」などと刻まれた偽造された
公印が１０個見つかったということで、警察はこれらの使用目的なども調べています。
ソース：NHK神奈川のニュース 2009年5月28日 20時59分更新
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中国で入国審査官印偽造…逮捕の中国人「日本で働くため」
就学目的で来日し、就労するために「資格外活動許可書」を偽造したとして、神奈川県警が、
中国人の男を有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕していたことが２８日、わかった。
男の自宅から、偽の許可書に使われた入国審査官の印など約１０本の偽造公印を押収した。
男は「（偽造公印を）中国の工場に作らせた」と供述しているという。
捜査関係者によると、捕まったのは、横浜市旭区中希望が丘、
無職林世斌(りんせいひん)容疑者（２４）。林容疑者は４月２８日、
収入を伴う仕事をする際に必要な資格外活動許可書を偽造し、
働いていた東京都港区の食品加工会社に提出した疑い。
林容疑者は２００５年１２月、就学目的で入国。０６年１０月から食品加工会社で働いていたが、
０９年３月に在留資格を失い、５月１６日までに帰国を求められていた。
偽の許可書には、「入国審査官 １６・ＡＰＲ・２００９ 横浜支局」「横浜市印」が押されていた。
いずれも本物を精巧にまねて刻字された硬質ゴム製の印が使われていた。
押収された偽造公印は、郵便小包で２月下旬に輸入されていた。
林容疑者は今年２月、知人の紹介で中国で偽造できる工場を知り、公印が押された本物の
許可書とともに、公印のサイズや日付など詳細な仕様書をファクスし、偽造を依頼したという。
調べに、「不法残留してでも働き続けたかった。日本は摘発が厳しく、すぐに捕まってしまう。
中国で偽造すれば、ばれないと思った」と供述している。
ソース：読売新聞 （2009年5月28日17時21分）
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