09/05/28 16:42:15
北朝鮮の金正日総書記(67)が核実験の直前に“美女軍人”の兵舎を訪問し、カラオケの現地指導を行っていたことが28日、
分かった。金総書記はなんと、女子寮や女風呂も視察していた。国際社会を揺るがす2度目の核実験を控えた大事な時期だけに、
将軍サマも“おたわむれ”が過ぎる気がするが…。
金総書記のカラオケ現地指導は22日午後の朝鮮中央テレビが伝えた。「金正日同志が朝鮮人民軍空軍
第814軍部隊を視察。部隊の任務遂行状況を聞き取った後、飛行士たちの飛行訓練を見た」という。
テレビでは、かなり旧式のミグ21戦闘機2機が滑走路を離陸。金総書記がうれしそうに眺める姿が公開された。
金総書記のテーブルにはガラスの灰皿があったことから、健康のため一時禁煙したといわれる金総書記が、
喫煙を再開した可能性がうかがえる。
その後、金総書記は女性部隊の宿舎を見学。教室のような部屋で複数の女性兵士がカラオケを歌う姿を見守り、
右手をあげて熱心に指導するようなシーンもあった。
一連の映像はすべて静止画。部隊の場所や撮影日時は明らかにしていない。アナウンサーはカラオケのシーンで
「金正日同志は軍部隊直属の女性中隊を訪ねられた。教養室、寝室、食堂、浴室、衣類倉庫などを見て回り、
すべての軍人が豊かで十分な文化生活を送っていることに大変満足された」などと説明。
カラオケへの具体的な言及はなかった。
ある民間研究者は「将軍は軍部隊を視察する際、単に勤務状況や訓練の様子を観覧するだけではなく、
常に部隊の各種施設を丹念に見回っている。時には部隊員の芸術小組(サークル)公演を鑑賞もする。
おそらく娯楽設備を確認する際に、美女軍人にカラオケを実演させたのだろう」と推測する。
北の文化に詳しい山梨学院大経営情報学部の宮塚利雄教授は「金総書記の報道でカラオケが出てきたことは今までにもあった。
北朝鮮のカラオケは飲食店やホテルなど特別な場所にあり、日本で制作したカラオケビデオが流れることもあるため、
人々は『画面が珍しい』と喜ぶ」と話す。軍へのカラオケ指導については「人民軍には合唱団もある。カラオケも不自然ではない」という。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は2006年12月、金総書記が「カラオケ機器をもっと(軍に)贈ろうと語った」と報道。
金総書記はカラオケを贈った部隊を手帳にメモしたうえで「支給された部隊は雰囲気が完全に変わった」
「より高い点数を取ろうとして猛烈に頑張っている。歌の下手な軍人も興味を覚えて歌を歌いたがっている」と発言したという。
今回のカラオケ指導には、核実験前後の兵士たちの士気を鼓舞する狙いがあったのかもしれない。
ZAKZAK 2009/05/28 金総書記はカラオケ好き? 核実験前に“おたわむれ” 右手をあげ熱心に
URLリンク(www.zakzak.co.jp)