09/05/27 22:41:50
韓・ＡＳＥＡＮのＣＥＯサミット、３１日から済州で
来月初めに開かれる韓国・東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）特別首脳会議に
合わせ、韓国とＡＳＥＡＮを代表する企業関係者も集まる。
大韓商工会議所が今月３１日から来月１日まで、特別首脳会議が開かれる
済州道に韓国とＡＳＥＡＮの企業家７００人を招き、「韓・ＡＳＥＡＮ最高経営責任者
（ＣＥＯ）サミット」を開催する。この行事は、世界各国の政・官・財界主要関係者が
招待され各種情報を交換し世界経済の発展方向を話し合う「世界経済フォーラム
年次総会」（ダボス会議）のように、国内とＡＳＥＡＮの財界関係者らが集まり、
経済危機の克服と相互協力案などを模索する場となる。
韓国の主要貿易先に急浮上しているＡＳＥＡＮと国内の企業家が一堂に会する
のは今回が初めてだ。特に、特別首脳会議に合わせ開かれるだけに、各国が
経済協調を拡大し事業協力の可能性などを具体的に打診してみるチャンスに
なると期待される。
ＣＥＯサミットは「変化と挑戦、そしてアジアの繁栄に向けた協力」をテーマとする。
韓国からは大韓商工会議所の孫京植（ソン・ギョンシク）会長ら４００人の企業家が、
ＡＳＥＡＮからは各国のＣＥＯら３００人が参加する予定だ。
参加者は「世界経済展望とアジアの役割」「貿易・投資活動を通じた共同繁栄案」
「変化する世界と企業の成長戦略」「グリーン成長のための政府と企業の課題」
などのテーマごとに発表を行い、意見を交わす。また、韓国と済州道の投資環境を
紹介する説明会と昼食会、歓迎レセプション、韓・ＡＳＥＡＮ伝統オーケストラ公演
なども予定されている。
ＡＳＥＡＮ１０カ国を合わせると、その人口は６７億９０００万人と、世界人口の
８．６９％を占める。韓国との貿易規模は９０２億ドル（約９兆円）で、中国、欧州
連合（ＥＵ）に続き３位を記録している。韓国にとってＡＳＥＡＮは２番目の海外
投資対象地域で、昨年の投資額は５８億６０００万ドル。国内企業はＡＳＥＡＮ
加盟国から昨年約８９億ドルの建設事業を受注するなど、海外建設市場としても
２番目の規模だ。
ＣＥＯサミットには、主要国の首脳をはじめ政官界の関係者が直接参加する予定だ。
タイのアピシット首相、ベトナムのズン首相、インドネシアのユドヨノ大統領らが特別
首脳会談に先立ちＣＥＯサミットに出席し、特別演説や国内企業家との懇談会を行う。
各国の政治家や主要機関代表らも講演者やパネラーとして参加する。
ソース：聯合ニュース
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