09/05/26 17:50:05
今年になって、はや初夏、五月二十五日。
昨年十月一日を期して、仲間・同志の皆さんと共に始めた堺の各駅前や交差点における早朝の
「朝立ち」も八ヶ月になろうとしている。
秋風の時にはじめ寒中を越えて春風の頬を払う心地よさを経て初夏になった。寒中は朝六時半は真っ暗であったが、今は五時半でも明るい。
(中略)
昨年九月二十四日午後一時に、衆議院本会議で首班指名が行われた。麻生総理が選ばれた。
その日の午前、○○党は十一月二日投票の指令を各地に一斉に流した、という情報が飛び
交い、午後に総理に指名される人には、解散権がないことが当たり前の前提になっていた。
総理の専権である衆議院解散権は、総理が誕生する前に既に誰かに行使されてしまっている
かのようであった。その誰かとは、小渕総理急死後に次の総理を決めた面々であったり、
解散をせっつく野党であったり、したり顔に解説する評論家とマスコミであった。
(中略)
現在、昨年九月以来の流れを観て思うことは、やはり麻生総理は、解散権をもつ総理になって
いるということである。言うまでもなく、解散権をもつから総理なのであり解散権のない総理
は総理ではない。マスコミがなんと言おうと、あっぱれである。
マスコミや評論家などは、物知り顔に解散報道をしたことが当たらなかったので、ひがんで
逆恨みしているに過ぎない。
次に、やはり解散せずに現在に至ってよかったと思うことを述べる。それは、一言で言えば
当然のことながら、国民に政治を考える時間と真贋を見抜く材料が供給されたことである。
今となっては、検察の捜査の御陰で、何故、国会の審議を度々ストップさせながら野党党首が
ひたすら解散をせっついていたか、その裏の内部事情が分かるではないか。その動機は、か
なりうさんくさい。
さらに、田母神航空幕僚長の与野党協賛の更迭だ。
この航空幕僚長の更迭は、実は与野党が仲よく一致して村山富市談話を信奉しているという
こと、つまり、我が国政界が社会党なき「社会党翼賛体制」にあるということを白日の下に
曝した。
これは即ち、与野党の織りなす戦後政治の「偽装」がばれたということである。
何故、我が国では、「日本はよい国だ」と言った航空幕僚長が更迭され、「日本は悪い国だ」
という者しか航空幕僚長になれないのか。このアホとしか言いようのない事態を、まじめに
守ろうとしている与野党のアホ!
このアホさ加減が国民の前に明らかになったことは、誠に我が国政治の立て直しのために
よかったのだ。
>>2-3に続きます
西村眞吾の時事通信(公式ブログ) 2009/05/25
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