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◆有害な大気が中国から南下 県内初の注意報も/県、警戒求める
県環境保全課は22日、光化学オキシダントを含んだ空気のかたまりが24日ごろ、
中国大陸から南下して沖縄地方にかかるおそれがあるとして、県民に警戒を呼び掛けた。
注意報の発令となれば初めて。
光化学オキシダントは、工場や事業所、自動車などから発生する窒素酸化物や
揮発性有機化合物が、太陽光(紫外線)を受けて化学反応を起こし、生成される
オゾンなどをいう。高濃度になると目やのどの痛みなどの健康被害が生じる。
大気汚染防止法で1時間値が0・12ppm以上になると注意報が発令される。
九州地方では2006年に長崎、熊本の両県で発令されて以降、毎年注意報が
発令されている。
県内でも今年に入り高い値を示し5月8日に与那城で0・105ppmまで上昇した。
西浜完治環境保全課長は「注意報が発令されたら、屋外での激しい運動を控え、
痛みなどを感じたときは、うがいや目を洗うなどして処置してほしい」と呼び掛けた。
沖縄タイムス 2009年05月23日
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