09/05/26 02:51:25 wvhMSQ1J
日本のタマムシは、世界の昆虫図鑑のタマムシの項目を見れば分かるのだが
世界でも美しさではかなり上位にランクされる
というか、緑、赤、紫を縦縞にしてあれだけ綺麗にデザインされると、
それ以上美しくなりようが無い、というのが実情なのであるw
東南アジアでは緑や青緑のタマムシで、大きさが日本のと同じくらいだったり倍くらいもあるのが
何百種類も分布しているが、緑、赤、紫より多い色数と色の面積バランスで、全てがキラキラ
輝いている、という種類は、存在しない。
妙にダークグリーンだったり、横並びの赤と青だったり、羽の一部が白っぽい分光沢ポイント減点?だったり
コガネムシみたいに緑の光沢一色のみだったりするのが何百種類もいるのだ
中国南部からタイ辺りには、シナルリタマムシという、日本のタマムシに似て赤い帯が細いものがいる
マレーシアだと、羽先が僅かに赤いだけのツマアカルリタマムシという種類がいる。
これらはいずれも日本のタマムシに非常に近縁で、南にいくほど体が平らな形になり
その分色数が少ないように見える(構造色ゆえ)、というだけの話であるw
韓国にも日本と同じ種類のタマムシは分布している。しかし温暖な南東部にしか分布していない
中国にも日本と同じ種類のタマムシは勿論いる。だがその姿を見かけるのは容易ではない
日本だと、都会でも街路樹を飛んでいるのを稀に見かける