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【国際問題・Hebei spirit号】Hebei Spirit油濁汚染事件の賠償請求が10万件を上回る見通し[05/21] - 暇つぶし2ch1:喫茶-狼-φ ★
09/05/23 08:45:04 BE:2169504588-BRZ(10013)
Hebei Spirit油濁汚染事件の賠償請求が10万件を上回る見通し

by Sandra Speares ロンドン発 ─ 最終更新:2009年5月21日午後3:52

 国際油濁補償(IOPC)基金の見積もりによると、2007年12月のHebei Spirit石油流出事件によって発生した賠償請求数は、
10万件を上回る事が予想されている。

 事件に起因する多数の賠償請求に応じるため、組織は新たなウェブベースの賠償請求管理システムの導入速度を上げるべきだと、
IOPC基金理事のWillem Oosterveen氏は語った。
 比較例として、エリカ号の石油流出による請求数はおよそ7,000件、ソーラー1号の事件による請求数は約32,000件となっている。

 IOPC基金の年次報告の記載によると、組織が取り組むべき最大の難問の一つが「事件の複雑さが増し続けている事と、
圧倒的多数の個別請求を取り扱わなければならない事」であると、Obsterveen氏は語っている。

 10,900トンもの原油が流出した結果、韓国の西海岸の大部分が影響を受ける事となった。

 韓国は1992年の民事責任条約の調印国であるが、追加基金議定書には署名してはいない。

 二つの国際協定の下で利用できる補償総額は2億300万SDRとなっており、流出によって生じた損失額は
これを上回りそうであると見積もられている。

 8,980万SDRが船主と契約している保険会社のSkuldから利用可能であり、さらにIOPC基金から11,320万SDRが利用可能である。

 IOPC基金によると、衝突に関係したタンカーと3隻のタグボートのうち、クレーンバージ側の過失が衝突の
実質的原因であった事を事故調査は示唆しているとされる。

 クレーンバージの所有者である、サムスン重工業の有限責任を否定する根拠が存在している。

 Skuldと1992年基金(IOPC基金)は中国の寧波海事裁判所において、サムスン重工に対する償還請求訴訟を開始した。
Hebei Spiritの船主であるHebei Spirit ShippingとSkuldが請求している2億ドルに加え、基金は2億ドルを請求している

 金融危機が多くの機関に重大な問題を引き起こしたが、いかなる出資損失も無しに基金は『嵐を切り抜けた』と、
1992年基金議会のJerry Rysanek議長は語る。2008年の1971年基金に対する総請求費用は、158,300ポンド(241,540米ドル)であった。

 1992年基金に対し行われた請求の総額は1,070万ポンドであり、基金の総収入は5,890万ポンドである。

 追加基金向けの総収入は、58,200ポンドであった。

 IOPC基金は昨年10月までに石油報告書を提出しなかった加盟国に対し、厳重な取締りを実施する事を発表した。 

 基金は原油や重油を輸入している加盟国から供出される資金によって運営されており、(供出額算定の基準となる)
石油受取量報告書の未提出は、長年の問題となっている。

 2009年4月28日現在、未決済の石油報告書のある国に対しては、補償支払いを延期している。

 他国の公的機関を含む、他の被災者によって為された妥当な賠償請求の全てについては、上記の方針による影響は
受けないと基金は述べている。

URLリンク(www.lloydslistdcn.com.au)


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