09/06/01 13:11:27 dMfohX5L
北のミサイル「発射は不可避」 迎撃で日米連携の検討急務
北朝鮮が再発射準備を進める長距離弾道ミサイルについて、防衛省は「発射は不可避」との見方を強めている。核実験と合わせ、
金正日総書記がミサイルの能力向上を後継者の「箔(はく)」として利用する狙いがあると判断しているためだ。ノドンの同時発射も
懸念され、配備途中で大都市圏さえカバーしきれていない自衛隊の迎撃には限界がある。4月の弾道ミサイル発射で迎撃態勢を
敷かなかった米軍との調整は急務の課題だ。
「再度の核実験を準備している可能性がある」「ミサイルも後継者問題が関係している」
複数の政府関係者は、北朝鮮の動向のなかでも「核・ミサイルの能力向上の連動」に注目する。核弾頭搭載の長距離弾道ミサイル
の脅威で米国や国連安保理の協議を牽制(けんせい)する以上に健康問題を抱える金総書記の後継体制固めに主眼を置いている
とみられるためだ。発射を既定路線とみるのは、このためだ。
5月の核実験は平成18年の実験より爆発に伴う震動が強く、技術を向上させた可能性が高い。4月に発射した弾道ミサイルの飛行
距離は3000キロ以上で、10年のテポドン1号が約1600キロ、18年のテポドン2号は発射直後に墜落したのに比べ、格段に進歩
した。
発射準備中の弾道ミサイルも、防衛省幹部は「ブースター(推進エンジン)の分離技術に改良を加えるはずだ」と指摘する。脅威
認識を高めるため、「三役そろい踏みでくる」(自衛隊幹部)との見方も多い。長距離弾道ミサイル、ノドン、スカッドの組み合わせだ。
烏賊ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)