09/05/21 00:31:37 XrgL9xyA
>>563
専門家でも何でもないので点をあげる…などとおこがましい事は出来ませぬ。
まず、日本人に対する損益で物を考えた方が良いかと思います。
台湾が中国化するリスクはやはり隣国が皆反日になることで起こり得る孤立かなと。
特に中国とは尖閣問題がより激化するだろうしね。
それを防ぐために台湾に取って欲しい選択肢は
台湾主体の統一、現状維持、独立のどれなのかという視点が必要かと。
1.台湾主体の統一
国民党の最終目標でもある。ただ統一後の中国が親日になる可能性はきわめて低い。
民主化に失敗して全体主義時代の国民党に戻ってしまう可能性も否定できない。
2.現状維持
永遠に現状維持出来るのなら、ほぼ独立状態にある現状はそこまで悪いものじゃない。
ただ各国際組織の非加盟等不利な点は残る。そしてそもそもこれは永遠には続かない。
3.独立
これはまず国民党主導では起こり得ない。
つまり割と親日派、本省人支持者の多い民進党の主導による独立となる。
これは日本にとってはもっとも望ましい結果。
はっきり言って台湾のような中華民族が大部分を占める国が親日国家になっている現状は奇跡に近い。
そもそも中国はもう何千年も日本を見下してきた、
というか日本だけじゃなくて中国以外の文化は自国より劣ると見てきた。
そんな中で台湾は原住民、オランダ占領、清からの移民、日本統治、外省人の流入などを通して多文化化し、
中華民族のプライドがかなり薄れ、中華文化は継承してるけどあくまで台湾人というアイデンティティが生まれた。
だから日本を見下したりしない。
しかし馬総統は統一に向けてその中華民族意識の復活を狙っている。
せっかく中華民族の親日国家が誕生しそうなのにこれでは日本人にとってもったいなさ過ぎる。