09/05/16 18:11:28
日本政府のみならず民間の努力も目立つ。日本の大学は優秀な韓国学生を確保するために、
韓国の大学顔負けに積極的に走っている。
”済州外国語高校・済州女子高(6日)、釜山外国語高校(7日)、浦項製鉄高校(8日)、大邱外国語
高校(14日)、釜山国際外国語高校、釜山国際高校(15日)、麗水忠武高校(18日)…。”ソウル
江南駅の近くのビルにある、立命館アジア太平洋大学(APU)ソウル事務所の壁には、済州から
水原まで全国高等学校の名前14校がぎっしりと書かれた”5月日程表”が掛かっている。APU
ソウル事務所ユンチャンベオム(40)チーム長は「優秀な韓国学生を選ぶために全国高等学校
を回って説明会を開いている」「先月には20ヶ所を回りました、1年なら200校回る」と話した。
APUは京都にある名門私立立命館大学が、大分県別府市に建てた国際大学だ。ソウル事務所を
出したのは1998年だが、入学の問い合わせが大きく増えたのは最近数年間の事。日本の大学が
韓国の学生を吸引する最大の力は奨学金である。日本文部科学省は2007年から経済産業省、
14の日本企業、地方自治体とともに”グローバルビジネスリーダー育成プログラム(GBL)”
を運営している。日本企業で働こうとする外国人留学生たちに、学費を兔除した上に生活費
を毎月12万6000円(161万4000ウォン)ずつ支給するプログラムだ。APUはGBLプログラムが運営
される日本の大学12校の一つだ。
ユンチーム長は「このような奨学金を通じて日本の大学に進学する韓国学生は、65%が奨学金
を受ける」「みずから日本の大学に直行しようとする学生たちの水準も毎年高くなって、
願書を出す学生たちの平均TOEIC(TOEIC)成績が850点に到逹した」と言った。彼は「今年APU
を卒業した韓国である卒業生100人余りの中、大学院に進学した学生(40人余り)を除いて、
残り60人の中57人がパナソニック、富士通のようなな大企業に就職した」と言った。
在韓日本大使館によれば、APU以外にも現在日本の大学4校がソウルと釜山に事務所を出している。
これらは日本政府、大学と協力して韓国語ホームページを開設して日本語教育、奨学金案内
だけではなく日本での就業まで支援している。
ソウル大入学管理本部キムギェオンベオム(44)研究教授は「去年早稲田大を訪問してから、
韓国人留学生が500人が越えるという話を聞いてびっくりした」と言った。金教授は「これらが
卒業後、韓国に帰って来て韓国経済の活力になることもある、一方的に”海外進学は人材流出”
と批判することはできない」「各国が優秀な人才をもっとたくさん確保しようと競争する位、
私たちも海外の優秀な人材を誘致することで対応していかなければならない」と語った。