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日本建国の驚くべき史実
「応神天皇=昆支=倭王武=ヤマトタケル=八幡神=大国主命=スサノヲ、すべて同一人物
である」と著者は主張する。
日本で最大級の古墳といえば、仁徳陵(大阪府堺市堺区大仙町)。二番目に大きいのが仁徳陵
から東へ14キロメートルにある応神陵(大阪府羽曳野市誉田6丁目)。この二つの古墳に埋葬さ
れているのは兄弟であり、仁徳陵の被葬者は弟の余紀、応神陵に埋葬されているのが兄の昆支
である。二人は百済の蓋鹵王(即位455年~没475年)の弟である。仁徳陵は全長486メートル、
応神陵はわずかに小さく全長425メートル。前方後円墳の形もほぼ同じで、築造年代も10年と違
わない。
一、二位と争う日本最大の古墳に、なぜ、百済から渡来した二人の王子が埋葬されているのか、
その秘密を解き明かしたのが本書である。
在野の古代史研究者の石渡信一郎の研究をうけて、加羅と百済から渡来した新旧二つの朝鮮
渡来集団による古代日本国家建国の驚くべき史実を明らかにする。
序章 本当にあったこと
第1章 五つの金石文
第2章 百済から渡来した王子昆支
第3章 倭の五王「讃・珍・済・興・武」
第4章 墨田八番鏡
第5章 隠された蘇我王朝
第6章 アマテラス誕生と「日本」
終章 終章 蘇我入鹿の「差別名」を考える。
古代朝・日関係史に関心のある人にとっては謎解きの喜びが味わえる。(林順治著、1800円+
税、河出書房新社、TEL 03・3404・1201)
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
ソース:朝鮮新報
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