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竹島=独島問題ネットニュース 19号
2009.5.5
竹島=独島問題研究ネット発行
1.和田春樹論説「韓国併合100年と日本、何をなすべきか」
『世界』2009.4月号
一八七七年三月二九日、日本の最高国家機関である太政官が「竹島外一嶋の
義、本邦関係これ無き義、相心得可きこと」と決定したのは、日本と朝鮮の国交樹
立にともなう領土画定の一環であったと考えることができる。この竹島とは鬱陵島の
ことであり、「外一嶋」とは独島=竹島のことであるというのが学者の多数意見であ
る。となれば、日本は朝鮮との国交樹立のあとで、独島=竹島を自国の領域の外、
つまり朝鮮に属するものと認定したことになる。
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2.朴炳渉論文「安龍福事件と鳥取藩」
『東北アジア文化研究』第29号
元禄時代、朝鮮漁民の安龍福は二度ほど鳥取藩へ来たが、その言動は今日の竹
島=独島問題にまで大きな影響を与えた。その彼に対する評価は韓国と日本とで
は正反対といってもいいくらい大きな開きがある。・・・
安龍福事件は日朝両国にまたがる事件であるだけに、両国の史書を充分に照合し
て初めてその全貌を理解することが可能である。本稿はそうした従来の問題点を念
頭において安龍福事件や、それから派生した「竹島一件」を検証するものである。
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3.ヴァンダイク論文「竹島/独島の法的諸問題」
『国際共同研究 韓国併合と現代』明石書店(2008)
独島をめぐる韓国の主権請求はこうして日本のそれより実質的には強い。その根拠
は前世紀における韓国の主権行使の歴史的証拠、及び一八・一九世紀の日本の地
図製作者と政府の役人が韓国の主張を認めていること、一九〇四年に島を「無主地」
とした日本の主張の信じがたいこと、一九〇五年の島の編入と全朝鮮征服に至る膨
張主義的軍事行動との結びつき、及び日本の朝鮮政府に対する当時の軍事的制圧
のゆえに韓国(朝鮮)がこの時期に有効に抗議することができなかったこと、隣接の原
則(島は日本の隠岐の島より韓国の鬱陵島に近いので)、及び最後に過去半世紀に
及ぶ韓国の島に対する現実的物理的支配がその根拠となる。
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