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【ソウル=牧野愛博】韓国政府は、新型の豚インフルエンザをめぐる「振り込め詐欺」の被害に遭わないよう、このほど市民に対する注意喚起を始めた。
保健福祉家族省によると、メキシコなどへの旅行客を対象に「あなたは新型インフルエンザの患者と同じ飛行機に搭乗した」などとウソの電話をかけ、
予防接種や抗インフルエンザウイルス薬タミフルの購入を持ちかけるという。不審に思った旅行客からの問い合わせで分かった。
今のところ、被害は確認されていないが、同省は「注意が必要」と判断。不審な電話を受けた場合、近くの保健所などに相談するよう求める報道資料を4月30日に配布した。
警察当局によると、韓国国内でも振り込め詐欺事件が相次いでおり、被害額は06年6月から今年3月にかけて、計約1万6千件、約1621億ウォン(約126億円)にのぼる。
(2009年5月3日22時0分 asahi.com)
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