09/04/30 22:44:22
近隣住民との交流の場に
【神奈川】民団川崎支部(李成坤支団長)の新会館「民団コミュニティーセンター」が完成し26日、
関係者にお披露目された。40年近く前から市道の拡張に伴う旧屋舎の移転問題が提起されて
おり、同支部はこれを機会に新会館の建設を決めていた。
敷地面積は131坪と移転前より約50坪ほど狭くなったが、3階建てにして限られたスペースを
有効に活用している。外装は4面総タイル貼りで丸みを帯び、明るく柔らかな印象。
民団のほか婦人会、商工会、青年会の各部屋は2階に置き、1階は近隣住民が誰でも利用
できる多目的ホールとなっている。3階はワンルームマンションを5室設け、賃貸にしている。
建設費用は立ち退きに伴う市からの補償金1億7200万円をあてた。このほか、朴末龍建設
委員長が中心となって団員有志から計4200万円の建設基金を募り、すべての什器備品を
新調した。民団神奈川県本部の李富鉄団長は、建設基金として本部から100万円を李支団長
に手渡した。
竣工記念式典には地元選出の国会、県議、市会議員や浜町4丁目町内会役員などもお祝い
に駆けつけ、150人余りでにぎわった。お祝いにNPO神奈川国際協力センターのメンバーが
駆けつけ、厳かに告祀を行った。李支団長は「地域住民にも利用してもらい、多文化共生の
輪を広げたい」と抱負を述べた。
同支部は式典に先だって新会館で第74回定期大会を開き、李支団長と金一男議長を再選、
新監察委員長には柳菊子前副団長を選出した。
URLリンク(www.mindan.org)
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ソース:民団新聞