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神戸市教委>外国籍の副主任認可 「当然の法理」解釈を翻す
2009-04-29
【兵庫】
神戸市内の公立中学校に教員として勤務する在日韓国人3世の韓裕治さんが、新年度から副主任就任が認められた。
市教委は、「副主任は学校長の行う校務の運営に関わる職務」として昨年度、一度は決まっていた韓さんの副主任就任を
認めなかった経緯がある。
市教委教職員課では、「昨年度は韓さんから問い合わせを受け、法律解釈の問題から難しいのではないかと申し上げた。
だが、どこまでが学校長の行う校務の運営に関わるのかの具体的な線引きは難しいし、各学校で事情も違う。
教育委員会が指示を出すべき問題ではないと判断した」と述べており、学校側の意向を尊重する構えに転じた。
だが、「学年主任の代行は校長か教頭がします」と断りを入れている。
韓さんは副主任と合わせ、進路指導担当も引き受けた。だが、「昨年度までだめだった副主任職がなぜ、今年度から許されるのか。
主任の代行をしない者を副主任と呼ぶこと自体もおかしいのではないか」といまだに釈然としない表情だ。
支援団体では「関係弁護団や民族団体、韓国政府の支援による闘いの成果」と、ひとまずはほっとした表情。
兵庫在日韓国朝鮮人教育を考える会の小西和治事務局長は、「今年度なぜOKなのかについては、5月中旬からはじまる
日弁連の事実調査・市教委への尋問などを通じて真相を解明していただきたい」と話している。
また、様々なあつれきのなか、兵庫県立湊川高校で昨年度に続いて学年主任を務めることになった方政雄さんは、
「まずは『主任』という実績を積み上げることからだと思っています」と気を引き締めている。
(2009.4.29 民団新聞)
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