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記事入力 : 2009/04/30 09:39:25
新型インフル:推定患者と同機で入国の3人にも症状(上)
疾病管理本部の対応定まらず
28日に新型インフルエンザと推定される患者の存在が最初に確認されたのに続き、28日から29日にかけ、感染が疑われる16人の
患者の存在が確認された。そのような中、感染拡大対策に責任を持つ疾病管理本部が情報を必要なときに公開せず、対応が
一定していないかのように映ったことで、さらに不安が広まっている。
◆同じ飛行機からさらに3人が
疾病管理本部は29日、「メキシコと米国から入国した16人がせきや鼻水、発熱などの症状を訴えた。これを受けて現在、精密検査が
行われている」と発表した。28日には5人が同じような症状を訴え、29日午後6時にはさらに11人が追加された。
感染が疑われる患者とは、メキシコや米国など、新型インフルエンザ発生地域から韓国入国後に症状が現れたケースを指し、
推定患者とは、感染が疑われる患者に対して検診を行った結果、感染の可能性が高いと判断された場合のことを意味している。
とりわけこのうち3人は、28日に推定患者とされた女性Aさん(51)と同じ飛行機に搭乗していたことが確認されたことから、
二次感染の可能性についても現在、慎重に確認作業が行われている。3人はAさんから半径2メートル以内には座っていなかったことが
確認された。
疾病管理本部伝染病予防センターの全柄律(チョン・ビョンユル)センター長は、「Aさんと同じ飛行機に搭乗していた337人のうち、
155人には異常がなかったことが確認できた。追跡が不可能な141人を除く35人については現在、追跡を行っている」と説明した。
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記事入力 : 2009/04/30 09:37:53
新型インフル:推定患者が見せた「賢明な対処」(下)
しかし、女性は26日午後7時から行われたミサを欠席するわけにいかず、マスクを着用して教会の最後列の隅に座った。信者らと
最大限距離を置いたのだった。ミサを終えた後は自室にずっととどまった。40人余りが共同生活する宿舎で起居していながら、
食事も単独で取った。ほかの人が食事を終えた後、別に食膳を準備し、自室で食べた。そして、翌日朝に保健所に自ら届け出た。
疾病管理本部のチョン・ビョンリュル伝染病対応センター長は、「女性は疾病管理本部で感染しているかどうか確認する間も
同じ部屋にずっととどまり、トイレに行く際にもマスクを着用した。一個人の賢明な対処が二次感染の防止につながることを示した」
と評価した。
一方、米疾病対策センター(CDC)は29日、テキサス州で新型インフルエンザに感染した幼児1人が死亡したと発表した。
メキシコ以外の国で今回の新型インフルエンザによる死者が出たのは初めてだ。ロイター通信が保健当局者の話として報じたところに
よると、死亡した1歳11カ月の幼児はメキシコ国籍で、最近父母と共に治療目的でヒューストンに来て死亡したという。
疾病管理本部によると、韓国では28日に推定患者1人が確認されたのに続き、28日から29日にかけ、ソウル市、京畿道、慶尚北道、
釜山市などで疑い例16人が見つかり、精密検査が行われている。
ニューヨーク=朴宗世(パク・ジョンセ)特派員
李智恵(イ・ジヘ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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