09/04/28 14:47:31
日本統治下の台湾で東洋一の烏山頭ダムをつくり、台湾農業に多大な貢献をした土木技師、八田與一(はった・よいち)(1886~42)が
虫プロダクションの手で初のアニメ映画になった。「パッテンライ!」。タイトルは台湾語で八田が来たの意味だ。
台湾では人々にいまなお敬愛され、ダムの麓には夫妻の墓や與一の座像まである偉人。農業が専門の李登輝元総統だけでなく、
馬英九総統が墓前に参拝したことでも話題になった
ところが日本では故郷、金沢以外はほとんど無名に近い。アニメ化でその志や埋もれた業績などの紹介を通して、八田という骨太の
日本人が広く知られ、日台のきずなが深まればと関係者たちは期待している。
話は台湾人と日本人2人の少年の交流と八田の仕事をからませながら進む。愛らしい友情は時にホロッとさせ、現地の反対、爆発事故
など困難に立ち向かう八田の奮闘ぶりは、大人の目にも十分に感動的だ。
ダムは今日も台南の緑生い茂る山間に満々と水を湛え、台湾有数の米作地帯の源だ。台湾総督府以下当時の日本が総力を挙げての
大事業だったことが分かる。映画は地元金沢では上映済み。東京では、長崎県五島列島沖で米国の魚雷攻撃で戦死した八田の命日、
5月8日からシネマート新宿で始まり、大阪、名古屋でも順次公開されるという。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
写真=アニメ映画「パッテンライ!!」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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