09/04/28 12:36:15
国際通貨基金（ＩＭＦ）がこのほど発表した、今後1―2年における韓国経済の経済成長予想
に対して、韓国の研究機関は「悲観的過ぎる」、「信頼度が低い」などと述べ、物議をかもして
いる。中国経済網が韓国での報道を通じ、28日付けで伝えた。
韓国聯合ニュースによると、ＩＭＦはこのほど、韓国の今年の経済成長率を－4％、来年は
1．5％と予想した。しかし、韓国開発研究院、三星（サムソン）経済研究所、ＬＧ経済研究院、
現代（ヒョンデ）経済研究院などは、ＩＭＦの経済予想を「信頼度が低い」と認識しており、各機
関が今後、予想を修正しても、ＩＭＦの予想ほど低くなりえないとの見解を示した。
中でも、サムソン、ＬＧ、ヒョンデなど研究機関による今年の経済成長率予想は、－2．4％、
－2．1％、－2．2％と楽観的だ。一方、韓国開発研究院は、5月の経済成長予想を当初の
0．7％から－2％に下方調整した。
韓国の関係者によると、「ＩＭＦは韓国の第1四半期にマイナス成長が見られるとの予想から、
通年の成長率も－4％になると予想した」と分析。しかし韓国銀行はこのほど、第1四半期は
前回発表より0．1％上昇、通年の経済成長率も－2％になるなどと発表、ＩＭＦとの見解の相
違を示した。
韓国財政部は、「各機関の経済指標の判断基準はまちまちで、予測は難しい。しかし、韓国
経済はＩＭＦの考えるほどひどい状態ではない」と述べ、自国経済への悲観論を否定した。
（編集担当：金田知子）
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