09/04/26 00:34:08
(ソウル=聨合ニュース)韓日関係はある程度立て直されものの両国は相変らず近くて遠い関係だ。独
島(日本名:竹島)問題を含めた「過去問題」が今も両国関係に障害物になっているからだ。このよう
な韓日間歴史葛藤の始発点は1910年の韓日併合から始まった。そして来年は日本が大韓帝国を併
合してから100年になる。
北東アジア歴史財団は23-24日(現地時間)の二日間、米国ハワイ大アジア太平洋研究大学院で「韓
日併合の性格と政策」を主題とした国際学術大会を開催する。今回の学術大会はソウル大、李泰鎮
(イ・テジン)名誉教授と日本の笹川紀勝明治大教授が主導的に参加し、2001年からほとんど毎年開
催されている「韓日併合」を主題にした国際学術大会の延長線上で開かれるもので今回が10回目だ。
韓日併合を主題にしたこの学術会議は1992年5月ソウル大奎章閣(キュジャンカク)図書室が所蔵図
書の中に大韓帝国の法令資料を整理していると、日本統監府幹部たちが純宗皇帝の署名を贋造し
て処理した事務文書数十点を見つけたことが契機になって開かれることになった。
過去9年間この大会を導いて来た李教授はあらかじめ配った発題文「高宗皇帝の毒殺と日本政府首
脳部」を通じて「高宗の毒殺は朝鮮初代総督を勤めた寺内正毅が指示し、当時朝鮮総督だった長谷
川好道が指揮した」と主張した。李教授は寺内がウィルソンの民族自決主義を契機に高宗が再び動く
と判断したとし、「間島、上海等の抗日独立運動勢力が多くの形態で構成され、皇帝がこれを統括す
る求心点の役割をするようになることを懸念」し、日本政府が尹徳栄(ユン・ドギョン)など親日派をけ
しかけて高宗を毒殺したと説明した。
李教授は日本宮内省の帝室会計審査局長官だった倉富勇三郎が書いた日記を土台にこのような見
解を開陳した。イ・ジョンサン、ソウル大教授は「韓国皇帝は統治権譲与条約案を裁可したのか」で
「韓日併合条約案に対する皇帝の裁可を処理する過程で、日本は決まった手続きによって事務文書
を作成して処理したが、韓国は条約案の処理に関する国内法手続きに付かなかったし公文も作成し
なかった。御前会議で'口頭'だけで処理したから韓国皇帝が併合条約案を裁可したとは考えにくい」と
主張した。
キム・スンイル東アジア経済研究院研究員は「大韓帝国皇室の独立意志再論」を通じて高宗と義親
王など朝鮮皇室の独立意志に焦点をあてながら、上海臨時政府樹立は「朝鮮皇室と国内の独立運
動界が団結した結果」と紹介した。彼は「朝鮮皇室と国内の独立運動界の独立意志が一つに統合さ
れたし、これにより造成された団結力が結局、臨時政府樹立という結実につながった」と明らかにした。
この他に「間島問題と日本の韓国併合」(チェ・ドクギュ北東アジア歴史財団)、「韓国駐箚軍と条約強
制について」(荒井信一、茨城大)、「韓国併合と植民地戦争、ジェノサイド」(カン・ソンウン朝鮮大)「征
韓論と中国・西欧の国際法体系」(笹川、明治大)など合計9編の論文が発表される。
ソース:毎日経済/聨合ニュース(韓国語)[韓日歴史葛藤の'原罪'韓日併合]北東アジア財団韓日併合照明国際学術大会
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