09/04/25 11:42:55
業界全体でも業績の低下が著しい。韓国自動車工業協会(KAMA)によると、韓国の自動車
メーカー5社による1-3月期の生産台数は同31.9%減の68万8040台だった。販売台数は国内が
同14.9%減の25万7261台、輸出が同36.6%減の43万6284台だった。
事情は海外メーカーも同様だ。読売新聞によると、トヨタ自動車の今年の日本における生産
台数は280万台にとどまり、1978年以降初めて300万台を下回る見通しだ。世界的な景気低迷
で新車販売が急速に減少しているためで、日本での国内生産台数は07年のピーク(326万台)
に比べ、30%以上も減少する計算だ。トヨタは今年、海外生産台数を340万台と見込んでいる。
国内外の合計では約620万台になる。
ホンダも先月、米国、日本、欧州で自動車販売が軒並み減少し、生産台数は前年同期比38%減
の21万5773台にとどまった。
ブルームバーグ通信は同日、全世界の自動車販売台数が昨年の6500万台から今年は20%減の5
200万台に減少すると予想した。また、世界の自動車メーカーの大半で工場稼働率が60%を下回る
との見通しを示した。
一方、裁判所による債務再編が予想される米ゼネラル・モーターズ(GM)は、今年夏に9週間
にわたり米国内の工場を一時閉鎖すると発表した。同社の1-3月の販売実績が前年同期を49%
下回ったことを受けた措置だ。
崔宇晢(チェ・ウソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版