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信組の元職員 ５億円近く着服
横浜に本店がある在日韓国人系の信用組合、中央商銀信用組合の
元職員が現金あわせて４億９千万円を着服したとして懲戒解雇され、
関東財務局は２４日業務改善命令を出しました。
懲戒解雇されたのは、横浜市中区の中央商銀信用組合の
本店で出納主任をしていた３５歳の元職員の男性です。
中央商銀信用組合によりますと、元職員は去年９月までの２年５か月にわたり、
金庫室から現金を繰り返し持ち出してあわせて４億９千万円を着服したということです。
去年９月の内部監査をきっかけに明らかになり、元職員は帳簿を改ざんして
不正が発覚しないようにしていたということです。
内部調査に対し、元職員は着服を認めたうえで「すべて競馬に使った」と話し、
中央商銀信用組合は去年１２月懲戒解雇して警察に被害届を出しました。
この問題で関東財務局は管理態勢に重大な問題があるとして
２４日中央商銀信用組合に業務改善命令を出しました。
中央商銀信用組合は横浜商銀信用組合として昭和３７年に発足した
在日韓国人系の信用組合で、おととし北陸商銀信用組合と合併し、
神奈川県内や北陸地方などに１４の店舗があります。
中央商銀信用組合は「チェック態勢を強化するとともに職員に
法令順守を徹底して再発防止に努めたい」と話しています。
ソース：NHK神奈川のニュース 2009年4月24日 21時18分更新
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