09/04/24 01:54:04
麻生総理大臣が靖国神社に鉢植えの供え物を私費で奉納したことについて、中国政府は、
外交ルートを通じて、日本側に強い懸念と不満を伝えたことを明らかにしました。
麻生総理大臣は、靖国神社で２３日まで開かれている春の例大祭にあわせて、
「内閣総理大臣 麻生太郎」名で、「真榊（まさかき）」と呼ばれる鉢植えの供え物を私費で
奉納しました。
これについて、中国外務省の姜瑜報道官は２３日に談話を発表し、中国政府が外交ルートを通じて
日本側に強い懸念と不満を表明したことを明らかにしました。そのうえで姜瑜報道官は
「歴史問題はきわめて敏感だということを強調する。日本側のいかなる誤ったふるまいも
両国関係にマイナスの影響を及ぼす。日本側が言行を慎み、適切に処理するよう求める」としています。
中国政府は、今回の件が明らかになった２１日、同じ中国外務省の姜瑜報道官が「日本側に慎重な
対応を求める」と述べ、中国としての見解を示しています。今回、中国外務省があらためて談話を
発表した背景には、この件について中国のインターネット上で▽日本に抗議するよう求めたり、
▽来週予定されている麻生総理大臣の中国訪問を拒否するべきだとする強硬な意見が目立つように
なっていることがあり、中国政府として、日本側にきちんと不満を伝えていることを国内向けに
強調するねらいもあるものとみられます
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