09/04/22 18:21:34
ダライ・ラマが会見 「中国は元に戻ってしまった」
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は22日午前、米国訪問のための一時
滞在先である千葉県成田市内のホテルで記者会見し、昨年3月にチベット自治区
ラサ市内で起きた大規模な騒乱に関与したとして、死刑判決が相次いでいることに
ついて、「現在のチベット状況を反映している。そうした事実や現実を直視してほしい」
などと強調した。
ダライ・ラマは「中国は昨年夏の北京五輪の際には弾圧姿勢を緩和してきたが、
その後は徐々に強硬になり、いまは元に戻ってしまった」などと指摘し、チベットの
おける弾圧姿勢が現在、強まりつつあるとの見方を示した。
また、中国との対話問題について、昨年10月のダライ・ラマの特使との対話の際、
「真の意味のある自治を教えてほしいとお願いし、中国との対立しないとの文書を
提出したが、中国側は一方的に批判しただけだった」などと述べて、今後の対話の
見通しが立っていないことを明らかにした。
ダライ・ラマは米国に約2週間滞在し、カリフォルニア大やハーバード大の研究者らと
懇談する予定。ダライ・ラマは「今回はワシントンを訪問しない」などどとして、米国
滞在中に米政府関係者と接触する可能性を否定した。
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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ダライ・ラマ、成田で中国法制度批判
アメリカ訪問の途中、日本に立ち寄ったチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ
14世が22日、成田で会見しました。この中で、去年3月にチベットで起きた大規模
抗議行動の参加者に死刑判決など厳しい判決が下されたことについて、政治的な
判決だと批判しました。
「中国には独立した法制度が整っていない。すべては共産党によってコントロール
されている。判決は政治的なものだ」
ダライ・ラマ14世はこのように述べ、去年3月にチベットで起きた大規模抗議行動で
放火や殺害の罪に問われた被告に対して、死刑判決など厳しい判決が下された
ことを批判しました。
そのうえで、「犯罪は法律に従って裁かれるべきだが、そのシステムは独立した
ものではなくてはならない」として、中国には独立した法制度が整っていないと訴えました。
さらに、中国は超大国になろうとしているが、思想が違うという理由で人々を逮捕する
のは「大きな子どものようだ」と中国政府を非難しました。
ソース:News i
URLリンク(news.tbs.co.jp)
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