09/04/20 12:32:07
★フィギュア:真央も200点超え
浅田真央(18)=中京大=はキム・ヨナ(18)=高麗大=に続きフィギュアスケート女子シングルで
史上二人目の200点超えを果たした。浅田は18日に東京・国立代々木競技場で行われた第1回
フィギュアスケート世界国別対抗戦の女子フリーで126.03点を獲得、前日のショートプログラム(SP)
75.84点との合計は201.87点で、1位になった。
これは先月の世界選手権の成績(188.09点・4位)はもちろん、自己最高記録(199.52点)も上回る
点数。先月の世界選手権ではライバルのキム・ヨナが207.71点という驚異的な点数を獲得し優勝。
来年に迫ったバンクーバー冬季オリンピックでの金メダルを予告したことから、浅田も全力で追い
上げをかけてきた。
来シーズンからは技の出来ばえの評価点(GOE=grade of execution)規定が変わるが、特に
ジャンプについては浅田にとって有利な面がある。浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)など
をするとき、回転数が足りないと判断される問題点を抱えていた。この場合、これまではエッジなど
技術要素の判定権を持つ審判「テクニカルパネル」がジャンプの基本点数自体を低め、続いて審判
団がスクリーンに映ったダウングレード表示(<)を見て、GOEから引いた。こうした二重の減点に
より、回転数が足りない3回転ジャンプは、きちんと決まった2回転ジャンプよりも点数が低いという
現象が起きていた。
だが新規定では回転数が足りないジャンプの基礎点数が低いのは同じだが「<」表示はなくなる。
審判団はスロー再生ではなく自身の目で見た通りのGOEを付ければいい。
回転数が足りないジャンプは1-3点減点される可能性がある一方で、反対に加算点を付けることも
可能になる。浅田としては、高難度の連続ジャンプを試みる際のプレッシャーが軽くなり、プラス効果
が期待できる。
一方、これまではジャンプをする時にエッジの方向が正しかったかどうか分からないという「!」表示
に対する減点がなかったが、来シーズンからは審判団が1-2点まで引くことが可能になった。
これは、キム・ヨナにとっては気になる点だ。世界選手権を含め、フリップで数回「!」表示が付いた
ためだ。審判団の裁量が大きくなり、審判団の傾向が点数に及ぼす影響を無視できなくなりそうだ。
URLリンク(www.asahi.com)
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