09/04/18 16:30:25
プロ野球・三星(サムスン)ライオンズの梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク、40)は国内プロ
野球の「生きている伝説」だ。14日、通算340本目のホームランを放ち、ハンファの
チャン・ジョンフン・コーチが持っていた通算最多ホームランとタイを達成した彼は、通算
安打、2塁打、塁打、打点、四死球、打数、得点で首位をマークしている。
韓国に梁埈赫がいるとしたら、日本には金本知憲(金ジホン、41=阪神)がいる。梁埈赫
より1つ年上の彼は、今季、最高の全盛期を作っている。16日現在、打率(0.523)、
本塁打(7本)、打点(22個)で首位だ。在日韓国人3世の彼は8日、広島戦に続いて
10日、巨人との試合で3連打席本塁打を記録した。日本の野球歴史を通して、1ヵ月で
2度も3連打席本塁打を記録した打者は金本が初めてだ。
梁埈赫が各種の通算記録を塗り替えていることに対し、金本が通算記録で首位に立っている
部門は連続出場を除いてはない。70年が越える歴史を持つ日本プロ野球で、安打の場合は、
張本勲(3085本)、本塁打は王貞治(868本)の記録を越えるのは難しい。金本は梁
埈赫と同じく、大学を卒業してからプロに入団した。高校を卒業した選手と比べれば、通算
記録で4年を損するわけだ。
しかし、金本は「無交替連続出場」の部門で右に出る者がいない大記録を作り上げている。
金本の連続出場は、広島所属だった1999年7月に始まった。06年4月には大リーグの
カル・リプケン・ジュニアが保有していた世界記録(903試合)を塗り替え、17日現在、
1442試合に連続してフルタイムで出場している。04年7月には相手投手の投げたボール
に当り、左手の軟骨が骨折する重傷を負ったり、07年シーズンが終わった後は左ひざの手術
を受けたりもしたが、1999年以後、これまで1イニングも欠かさず、全ての試合に出場
した彼こそ真の「鉄人」だ。
梁埈赫と金本の通算記録を見ると、似通っている部分が多い。金本は1992年、梁埈赫は
1993年にデビューした。安打と打率では梁埈赫が上だが、本塁打を含めた他の部門では
金本がリードする。しかし、2人の選手はそれぞれ韓日の野球界のお手本になっている点で
は似ている。内野ゴロを打っても全力疾走する梁埈赫と徹底した自己管理で「鉄人」の記録
を持続させている金本に後輩らは頭を下げるしかない。
梁埈赫と金本とどちらがもっと長く残るのだろうか。梁埈赫は18日、通算4度目で2000
試合出場記録を立てる。
東亜日報 2009/04/18 02:59
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