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中国海軍 創設60周年 紛争にらみ外洋型転換 東・南シナ海の作戦能力強化
【北京=野口東秀】今年創設60周年を迎える中国海軍が、台湾との紛争を想定した
近海防衛型から、太平洋やインド洋への展開をにらんだ外洋型への転換を急ピッチで
進めている。中国国防省などが認めた、同国初の空母建造計画もその一環だ。また、
海軍司令官が23日の記念式典を前に、部隊の遠洋訓練を毎年実施する方針を表明、
周辺各国・地域との間で領有権問題を抱える東シナ海、南シナ海などでの作戦能力
を高める構えを示した。
国営新華社通信によると、呉勝利・海軍司令官は創設60周年を迎えた海軍の今後の
方針として、次世代型の水上艦艇や潜水艦などの実戦的訓練を強化すると指摘。
「数百キロ~数千キロ離れた海域での艦艇の昼夜航行訓練、数十日~数カ月にわたる
潜水艦の潜航待機訓練」を毎年行うことを明らかにした。東シナ海や南シナ海などでの
訓練を想定したものとみられている。
軍機関紙「解放軍報」などによると、中国海軍はすでに、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の
領有権を主張する東シナ海でほぼ毎月、演習を実施しているもようだ。14日付の
解放軍報も一面トップで、「新型のミサイル快速艇が電子妨害を受けながらミサイル
を命中させる訓練を東シナ海で成功させた」と伝えている。
フィリピンなどと南沙諸島の領有権を争う南シナ海でも、中国はこのほど海軍の退役艦
を改装した最大級の監視船を投入。新華社電によると、同海域で巡視船やヘリコプター
による過去最大規模の巡視活動を始めるという。
中国海軍が、東・南シナ海での訓練や巡視活動を強化する背景には、紛争地の主権を
主張する狙いのほかに、両海域での作戦能力を高めることで、その先に広がる太平洋
やインド洋への進出を容易にする思惑もあるとみられている。
中国が外洋型海軍を目指すのは、核弾頭を搭載した原子力潜水艦を西太平洋に展開し、
米国を牽制(けんせい)するという安全保障上の理由からであり、また、インド洋に延びる、
エネルギー資源のシーレーン(海上交通路)を防衛するためでもある。
外洋進出をにらむ中国にとって海南島は戦略的に重要な拠点で、すでに巨大な地下基地
を建設し、新型原子力潜水艦を配備した。3月には、同潜水艦の情報収集を行っていたと
みられる米海軍の音響測定艦が、中国海軍の艦船に航行を妨害される事件も起きている。
ソース:MSN産経ニュース 2009.4.18 01:05
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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