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★真実を表現したい、映画『南京!南京!』試写会開催
南京大虐殺を描いた巨編『南京!南京!(原題)』のプレミア試写会が16日、南京市で開催された。
上映中、会場は終始重い空気に包まれ、当時の生存者10数人も試写会に参加し、涙を流しながら
鑑賞した。
南京大虐殺の生存者の1人、80歳の趙振華氏は『南京!南京!』の撮影にあたり、自ら出演している。
趙氏は、「永遠に忘れられない。思い出しても、見ただけでも震てくる」と語る。当時、日本軍が南京に
侵入した後、強姦されないようにと父親が彼女を丸坊主にしたという。
上映が終わり、明るくなっても涙が止まらない人もいた。これまでの南京大虐殺を題材とした映画と
比べ、『南京!南京』は、ヒーローが活躍するクライマックスも、人々を奮いたたせるような演説シーン
は存在しない。
これまでとは異なる角度から南京大虐殺を描いたこの映画について、趙さんは、「理にかなっている」、
「一部の日本兵士も強制されたこと。一概に論じるわけにはいかない」と述べた。
日本政府はかつて慰安婦問題を否認し続けていた。『南京!南京!』では、慰安婦のシーンが大きな
割合を占め、女性たちの結末が描かれており、中国映画で初めて慰安婦の運命とその秘密を描くこと
になる。
陸川監督は「こういったエピソードは大量の歴史的資料の裏づけがあって設定された。慰安婦問題は
今まで触れられなかった問題だ。私の考え方はとてもシンプルだ。ただ真実を表現したい」と述べた。
『南京!南京!』は4月22日から中国全土で公開される。
※この記事は、中国で唯一対外放送を行う国家放送局の「中国国際放送局(CRI)」による提供です。
現在、38の外国語、中国国内の4つの方言と43の言語で、世界200以上の国と地域に向けて放送して
います。
ソース:サーチナ[2009/04/17(金) 12:26]
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