09/04/14 08:07:33
抜粋~
■秋山にホンマンと同じバッシングの予兆!?
先週、この「韓流MMAニュース」のコーナーで「秋山成勲の自伝に踊らされる韓国メディア」と報じた記事を掲載したが、韓国
では4月9日に『メディアダウム』という大規模ニュースサイトのスポーツコーナーのトップ記事として掲載されて話題になった。
韓国で報道された内容は「日本の格闘技雑誌が韓国メディアを非難して波紋を呼んでいる」と表現した以外は、当コーナーの
記事を説明しただけなので省略するが、興味深いのは記事に対して260件以上にものぼる書き込みの内容だ。
その反応を紹介する前に触れておきたいのが、韓国におけるインターネット上の意見の持つ影響力の大きさである。
韓国におけるインターネットの普及ぶりは日本以上であり、韓国の一般世論の流れを見るうえで、ネット上の反応は見逃せない。
韓国ではネット上で激しいバッシングを受けたタレントが自殺に追い込まれたりするほどであり、また、格闘技界においてもかつて
は韓国の国民的英雄と言われたチェ・ホンマンは、兵役免除をきっかけにバッシングの集中砲火を浴び、自身のホームページ上
で「もう死にたい」と書いたこともあるほどだ。
260件をすべての書き込みを紹介することはできないが、ネット界の住人の反応は様々。その一部を紹介すると、秋山に思い入れ
を多く持つ人の多い韓国人として立腹した人も多く、感情的に罵倒するもの内容があるのは当然と言えば当然。
だが、中には「それでも我々はミサイルの誤報はしない」という時事ネタを織り交ぜたナイスなツッコミや、「秋山に踊らされる日本→
自伝に踊らされる韓国→チラシ(日本の雑誌)に踊らされる新聞記者→新聞記者に踊らされるネチズン(インターネットの住人)」と
状況を俯瞰した冷静な意見もある。
逆に驚かされたのは、これらの書き込みの中には『kamipro』の記事を肯定する意見や秋山を罵倒する意見も少なくなかったことだ。
あるファンは「確かに韓国全体がアキヤマ・ヨシヒロ(書き込んだ人物はチュ・ソンフンという韓国語名はあえて使わず)という二重
人格者・偽善者に踊らされている。UFCで何も成し遂げていないのに、商業的な自己宣伝の自伝発売とは……。
アキヤマは、常に自分に有利な弁論しかしない。クリーム塗布事件のときも多汗症に乾燥肌という、まったく相反する理由を上げ
たりもした。格闘技家としての才能を無視するわけではないが、国籍のことは抜きにしてアキヤマの人間性は嫌いだ。
アキヤマを見ると、ファン・ウソク(ヒトの胚性幹細胞の捏造論文で話題となった韓国の生物学者)を思い出す。世界60億の人間を
騙したファン・ウソクには及ばないが、アキヤマは韓国の4000万人を騙している。いずれ何かのきっかけでアキヤマへの失望感は
手のほどこしようもないものになるだろう」と論理を展開し、秋山へのバッシングの嵐が訪れることを予告している。
そのほか、秋山に対する否定的な意見は「秋山には確かにコウモリっ気がある。現在、秋山の国籍は完全に日本だし、結婚した
のも韓国人じゃなくて日本人の女。韓国のCMで稼いだお金は全部日本に流れるだけ。いい加減、韓国メディアも秋山を韓国の
英雄として扱うのはやめよう。彼はただの日本人なのだから」と国籍問題や日韓両国で活動する姿勢を批判するものが多い。
このような論調の意見は、08年に韓国の人気トーク番組への出演をきっかけにブレイクし、売れっ子CMタレントとして活躍している
時期にはほとんど見られなかったもの。当時は、大手企業がCMモデルに抜擢した理由として「秋山にはアンチファンがいない」ことを
挙げていたが、そのピュアホワイトなイメージにも変化が起こっているようだ。このように秋山に対して激しい表現の書き込みが見られ
るということを考えると、今後は韓国における秋山のアンチファンが増大する可能性もある。
同記事の書き込みの中には「UFCで結果を残して雑音を黙らせてほしい」といった内容も多く見られたが、逆にいえば、こうした内容
の増加は、もし秋山がUFCで結果を残せなければ、「芸能活動に熱を入れ過ぎてK-1で勝てなくなった」としてバッシングを受けている
チェ・ホンマンの二の舞になりそうな機運さえ感じさせる。はたして秋山は結果で雑音を封印できるのか?
URLリンク(www.kamipro.com)
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ソース:kamipro.com