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★関東大震災で犠牲後世の記憶に 朝鮮人追悼碑建立へ29日演奏会
関東大震災の際、多数の朝鮮人が殺されたとして追悼式を開いている市民団体が、虐殺現場に近い荒川河川敷の
そばに追悼碑を建立する計画を進めている。予定地は墨田区内に確保。建立費用をまかなうためのチャリティー演
奏会を、29日に同区内で開く。
1923年(大正12年)9月の震災後、「朝鮮人が暴動を起こす」などのうわさが流れ、多数の朝鮮人が殺害されたと
伝えられている。都内では市民団体「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」と「グループ
ほうせんか」が、82年から毎年9月、荒川河川敷で追悼式を開いてきた。
犠牲者の遺骨の掘り起こしを目指し、住民から聞き取り調査を続けてきたが、掘り起こしが物理的に難しくなったこと
もあり、追悼碑を建立することで霊を慰め、事実を後世に伝えることを決めた。
建立用地として、市民団体は虐殺現場と伝えられる河川敷に近い、墨田区八広地区の私有地約40平方メートルを
購入。寄付金も集まってきているが、建立まであと約500万円が必要という。
チャリティー演奏会「ほうせんかの夕べ」では、毎年の追悼式で歌っているソプラノ歌手の李松子(リソンジャ)さんの
ほか、幅広いジャンルを誇る歌手の趙博(チョウパク)さん、ライブ活動を続ける歌手の李政美(イジョンミ)さんが演奏
を披露し、テレビでも活躍する人材育成コンサルタントの辛淑玉(シンスゴ)さんのトークも。
グループほうせんかの慎民子さん(59)は「歴史を伝えていくのが私たちの務め」と話している。
※「演奏会の詳細」省略、ソース元でご覧下さい
ソース:読売新聞(2009年4月12日)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
写真:毎年、荒川河川敷での追悼式で歌声を披露している李松子さん
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)