09/04/12 14:26:38
韓国南東部の浦項(ポハン)市が、福岡、北九州両市へ全職員約2000人を順次派遣する
異例の海外研修を進めている。
財政難とウォン安を受け、大統領府は全国の自治体に海外研修自粛を呼びかけているが、市
は「先進地を学ぶことが市政には得策」と続行。職員らは借り上げマンションに合宿して
自炊しながら、環境に優しく、住みやすい街づくりを学んでいる。
「こんなに真っ黒だった川の水が、今ではこれだけきれい。我々もやろうと思えばできるんです」
今月7日、北九州市小倉北区の水環境館。案内役の浦項市職員が、公害で汚染された紫川の
水の標本を見せ、浄化作戦で劇的に水質が改善されたと説明すると、約20人の研修職員たち
は驚きの声を漏らした。
一行は、前日に釜山(プサン)から高速船で博多港に着き、福岡市で大濠公園やキャナルシティ、
シーサイドももち海浜公園などを見学。この日は朝から貸し切りバスで、福岡県苅田町の
日産自動車九州工場、北九州市の門司港レトロ地区を視察した。
情報通信課職員のソン・ヨンギさん(46)は「プロジェクトのアイデアを出す時にここで
の見聞が生きるはず」と話した。
研修は約20人ずつ月曜日に福岡に入り、土曜日に帰る。昨年10月に始まり、これまで
約500人が参加。来年9月末までに終える計画で、経費総額は8億ウォン(約6000万円)
以上になる計算だ。
>>2以降に続きます
読売新聞 2009/04/12 07:16
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
地図
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)