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3月25日、日朝友好京都ネット(文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット)が
結成された。朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮と略す)の「人工衛星」発射に一喜一憂
し、軍事的緊張が極度に高まりつつある時期に様々な妨害・非難を乗り越えて、京都の
各界・各層の人士が参集し、結成された意義は大きい。
結成総会に出席した野中弘務・元官房長官は、「北朝鮮の人工衛星の打ち上げは、9月から
開催される最高人民会議への祝賀であり、国威発揚を目的としたものなのだから静かに見守
ろう」と発言した。そしてこの老兵は、自身の最後の仕事として、「アジアに残している
戦後処理案件を解決したい」とも語っていた。私たちも朝鮮半島の自主的平和的統一と北東
アジアの平和と安定に寄与していくと同時に、アジアの未解決問題、アジアへの贖罪の旅も
すすめていかねば、と考えている。
そして願わくば私たちの税金が、麻生政権の派手なパフォーマンスの対価としてアメリカ
国債の大量購入に消費されるのではなく、アジア共同体形成の原資として蓄積されることを
願うものである。
ピープルズニュース/人民新聞社 2009/04/12
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