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【ソウル=浅野好春】聯合ニュースなどによると、北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)の金日成(キムイルソン)広場で8日、
「人工衛星・光明星(クァンミョンソン)2号打ち上げ成功」を歓迎する平壌市民大会が開かれ、10万人が参加した。
金正日(キムジョンイル)総書記は出席しなかった。
APTNが配信した大会の映像では、演壇に労働党、政府などの幹部が並ぶ中、
金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長の右隣に、軍需工業担当を長く務める
全(チョン)ビョンホ党書記とみられる姿があった。これは、「衛星」名目の弾道ミサイル発射が、
軍事利用目的で推進されたことを物語るものだ。全書記は、金総書記が平壌の
衛星管制総合指揮所を訪れた際の記念写真でも、総書記の左隣にいた。
崔泰福(チェテボク)党書記が報告演説に立ち、金日成主席生誕100年の2012年に向け、
「強盛大国の大門をたたく最初の砲声を上げたことに大きな意義がある」と指摘。その上で、
「反共和国(北朝鮮)孤立策動に狂奔する帝国主義者とその追従勢力に無慈悲な鉄槌
(てっつい)を下した誇り高き勝利だ」と述べ、ミサイル発射で米韓などに打撃を与えたと強調した。
(2009年4月8日21時14分 読売新聞)
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打ち上げを祝って金日成広場で開かれた集会 (AP)
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