09/04/07 21:38:17
★儒教と漢字が中国人を「病態」にした―科技大学教授
中国科技大学の教授で、著名な現代哲学者として知られる黎鳴氏は3月20日、自らのブログで「中華文明
の病態の起源―“儒”」と題する文章を発表。漢字使用と儒教を核心に据えた中国文明を痛烈に批判した。
同文書は人民日報社が運営するサイトの人民網や国営中国新聞社の中国新聞網なども転載した。
黎教授の文章の要旨は、以下の通り。
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■中国人には哲学も理論も科学も存在しない
人類文明の発達で最初の転機は大脳の発達の発達だった。次は約3000年前に起こった文字の使用だ。
文字により人類は形式思考と論理を完成させ、300年前の動力使用の一般化（産業革命）を実現した。
しかし、東洋と西洋では、文明の進む道は大きく異なった。西洋文明の道を「正常」というなら東洋文明、
もっと直接に言えば中国人の文明は、「病態的」になったと言わざるをえない。
中国人は儒教思想の「独善」、「独断」の影響を2000年にわたって受け続けた。儒教関係の役にも立たない
「死書」と文献が大量に生み出され、中国人の「大脳が発達する」可能性を奪い取った。それ以来、中国人
は世界的に重要とされる発見や発明の場には、「欠席」したままだ。
19世紀になり、西洋人は武力で中国の門戸を開いた。その時、儒教を学んでいた文人には、最低限の論理
的概念もなかった。そもそも、中国語には、基本的な「文法」すらなかった。論理性を失っていた結果だ。
さらに、中国人には語るべき「哲学」も「理論」も「科学」も存在しない。儒教を重んじるようになった結末は、
これほどまでに深刻だ。
「儒」という文字は何を意味するか。へん部分は「人」だ。つくりの上半分は「雨」、下半分は古い篆書で「天」
と同じ。すなわち、天に対する雨乞いをあらわす。
■論理を追い求めた西洋人、中国人は迷信に支配された（中略：>>2以降で）
■人の思考を停止させる儒教は大脳の「ウイルス」だ
儒教は天命の思想だけでなく、人為的に作り硬直した「礼」を永遠・完全・不変のものとして、現実的な人と
人の関係のに対する思考を徹底的に否定した。中国人は2000年にわたり深刻な停滞を続けた。なぜここま
で愚かになったのか？孔子とその後の儒家に、ほとんどすべての責任がある。彼らは人類の「大脳の開発
」に有効な「ソフトウエア」を提供できなかっただけでなく、非常に有害な「ウイルス」を作り出した。
もっとも、中国の古代思想には、貴重な成果もある。伏羲によるとされる抽象的な八卦の記号の使用、老子
や墨子の思想だ。老子も墨子も、天命や礼楽などの邪説を排除し、そのための具体的な方法も提示した。
残念なことに、中国人は儒教を「後生大事」に抱き続け、有効な思想にほとんど目を向けなかった。それど
ころか中国人は、実際には「ウイルス」である大量の儒教関連の「死書」を、「偉大なるソフトウエア」と信じて
作り続けた。
中国人は、儒教をはじめとする一切の「ウイルス」を大脳から追い出す必要がある。このことこそ、21世紀以
降のすべての中国人に課せられた、歴史に対する重責だ。
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中国科技大学の所在地は安徽省合肥市。全国でもトップクラスのエリート大学のひとつ。1980年代に、
全面民主化を主張した方励之氏が副学長を務めていたことでも知られる。方氏は1987年に解任された。
89年6月からの米国大使館での保護などを経て、90年に出国した。現在は米国に在住。
（編集担当：如月隼人）
ソース：サーチナ[2009/04/07(火) 19:25]
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