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自民党の細田博之幹事長は7日の総務会で、北朝鮮の核問題をめぐるライス前米国務長官と
6カ国協議米首席代表を務めてきたヒル国務次官補を名指しし「弱腰だった。やり方が間違
っていた」と強く批判した。与党幹部が米国高官の名前を挙げて厳しく問題点を指摘するの
は珍しい。
6カ国協議で得られたこれまでの成果に関し「核施設の冷却塔を爆破しただけだ」と述べ、
進展はほとんどみられないとの認識を強調。「核爆弾をどれだけ保有しているかも、ウラン
濃縮がどこまで進んでいるかも明らかでない」と述べ、米国の対応の“甘さ”が北朝鮮を
増長させているとの見方を示した。
これに先立つ役員連絡会では、ミサイル発射後の日本政府の対応に関し「危機感が足りない」
と述べ、北朝鮮による核放棄実現へさらに圧力を強めるよう主張。出席者からは「日本も核
を持たざるを得ないという気持ちで取り組むべきだ」との声が上がった。
MSN産経ニュース 2009/04/07 13:18
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