09/04/07 17:15:31
抜粋~
■秋山の自伝に踊らされる韓国メディア
韓国の経済紙『ヘラルド経済』は、4月6日付の記事で「これでも俺が憶病者だと?」
という出だしで、秋山成勲の自伝を紹介する記事を掲載。
この記事では秋山の自伝をソースに「秋山はFEGと決別する前に、バダ・ハリ、ジェロム・
レ・バンナなど、4人の強者との勝負を望んでいたことが明らかになった」と報道している。
『ヘラルド経済』に掲載された記事では「昨年の大晦日『Dynamite!!』で、秋山は主催側との
交渉が決裂し、結局リングに上がらなかった。
この際、FEGの谷川貞治代表は『秋山は弱い選手とばかり闘いたがっている』と露骨に非難
し、秋山が再契約を拒否したことを明かしていた。
しかし、秋山が自伝で明かしたところによると、これはまったく事実ではなかった」と秋山の言い
分を真実として採用している。また、『ヘラルド経済』では、バンナは全盛期を過ぎた選手であるが、
階級が上のバダ・ハリはMMAルールであっても、たやすい相手ではない」と主張し、
「秋山はこの本で『DREAM側は自分にミルコ・クロコップと青木真也と対戦することを提案してきた。
ファイトマネーは青木と闘うほうがよかった』と明かしている」などいった部分を自伝から抜粋して紹介。
現時点で、秋山側やFEG/DREAM側が交渉過程の一部を明かしたとしても、それで全体像が明かさ
れたことにはならない。ましてや双方の主張が食い違っているこのケースについて、秋山の自伝だけ
を事実して報道するのは無理があるのでは?
交渉過程の事実はともかく、結果的に自伝の出版によって「相手を選んでいる」という風評を打ち消そう
とする秋山側の意図に、『ヘラルド経済』がまんまの乗せられてしまった、あるいは乗っかかったことだけ
は確かなようだ。
URLリンク(www.kamipro.com)
URLリンク(www.kamipro.com)
ソース:kamipro.com