09/04/22 10:50:14 WKIYZ2r5
中国製コンドームからタルク検出
韓国国内で流通しているコンドームのうち2種類から、アスベスト(石綿)成分が含まれる恐れがある
タルク(滑石)成分が検出された。危険物質分析専門機関の国際環境コンサルタントが21日、明らかにした。
同社はアスベスト専門家の白南園(ペク・ナムウォン)ソウル大保健大学院名誉教授が設立した
危険物質調査分析専門機関。本紙が同社に依頼し、各地のモーテルやコンビニエンスストア、
インターネット上などで販売されているコンドーム16種類を収集、分析した結果、「川本」「超感覚」など
中国産の2製品からタルクが検出された。また、中国製の別のコンドーム2種類からも調査上
意味を持つ量のタルクは検出されなかったが、タルクが混入している疑いがあり、
精密検査が必要だとの結果が出た。
一方、ユニダス、東国物産、韓国ラテックス工業の3社が生産したコンドームからはタルク成分が
検出されなかった。これら製品はタルクではなく、人体に害がないトウモロコシでんぷんを使用している
ことが確認された。
問題のコンドームはメーカーがはっきりしないという。コンビニエンスストアなどで一般的に販売されている
ものではないが、取材陣はインターネット上のショッピングモールなどを通じて容易に購入できた。
タルクはベビーパウダーなどの化粧品や錠剤などに潤滑剤として使われ、特にコンドームに使用されると
健康を害する恐れがあるため、アスベストの含有とは関係なく、世界保健機関(WHO)がコンドームへの
使用を禁止している。
今回の分析結果は、韓国国内で販売されているコンドームにタルクが含まれるものはない、
としていた食品医薬品安全庁の今月7日の説明が誤りだったことを示している。同庁は当時、
実際に流通しているコンドームを収集して調査せず、国内メーカーが提出した書類だけに基づき、
発表を行っていた。
国会保健福祉家族委員会の孫淑美(ソン・スクミ)議員(ハンナラ党)は今月13日の代表質問で、
コンドームとタンポンにタルクが含まれている恐れがあるため、同庁が全量調査を実施するのが望ましい
と要望していた。同庁による調査はまだ行われていない。
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