09/04/06 23:31:16
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▲北朝鮮のロケットは果たして安保脅威か？いつでも核爆弾を保有する能力を持つ「軍事大国」
日本はどうなのか？首都圏を防御する空軍戦力に深刻な危害を及ぼす第2ロッテワールドを強行
する李明博政府はどうなのか？
（前略）
北朝鮮のロケット発射に最大の懸念を見せた国は韓国、日本、アメリカだ。ところがその３国の態度に
も大きな問題を見つけることができる。アメリカは世界最強の軍事大国として1万個を越える核爆弾を
保有し、戦闘爆撃機とミサイルの保有でも圧倒的な世界1だ。こんな国が毎年北朝鮮を敵国とした大
規模軍事訓練をし、ブッシュ政権は初めから露骨に北朝鮮を「悪の枢軸」で「不良国家」と規定して脅
した。これに比べて北朝鮮が保有した戦略戦力は実に最小限にすぎない。米国が北朝鮮に強い信頼
を与えなかったら、北朝鮮としてはいつも「崖っぷち戦術」を使わざるをえない。
日本の態度についてはもっと大きな懸念がある。日本は植民地支配に対して相変らずまともに反省し
ていない。むしろ日本は帝国主義時代を露骨にほめたたえながら強く軍事大国化政策を強行してい
る。日本こそ人工衛星をあげて巧みにみミサイル大国化を推進した代表的な国だ。日本はすでに
1971年に人工衛星の発射に成功し、1996年3月までおよそ58個の人工衛星を発射して世界3位の
人工衛星発射国になった。日本は軍事用人工衛星を含めた情報通信体系戦力で世界2位と言える。
加えて日本は事実上、大陸間弾道ミサイルを保有している国であり、一月以内に核爆弾を製造するこ
とができる国として広く知られている。北朝鮮が40キログラムのプルトニウムを保有していたら、日本
は4万5000キログラムのプルトニウムを保有しており、毎年8000キログラムのプルトニウムを生産
する。潜在力で見れば日本はアメリカとロシアにつぐ世界3位の軍事大国だとせざるを得ない。こんな
深刻な現実に目をつぶって「過去は忘れよう」と言のは明白な過ちだ。日本は私たちに強い信頼を与
えるどころか、結局再び「侵略」を敢行しようと考えていないか？このような日本の軍事大国化がアメ
リカの後援の下に成り立っているという事実も忘れてはいけない。アメリカの韓半島政策は確かに日
本を踏板にしている。
終りに我が国の政府の問題について考えてみよう。北朝鮮の「崖っぷち戦術」はアメリカと日本の圧
迫戦術の結果でもある。これに対して韓国政府は共存政策に土台を置いた積極的対応策をまともに
推進していない。平和のためには平和を実践しなければならない。北朝鮮の「崖っぷち戦術」だけでな
くアメリカと日本の圧迫戦術がどちらも大きな問題を抱えている。なおかつ日本の軍事大国化は北朝
鮮だけではなく私たちにも巨大な軍事的脅威に違いない。これに対して私たちはアメリカと日本に明
確な改善を要求しなければならない。アメリカと日本の圧迫戦術に対しても、そして甚だしくは日本の
軍事大国化に対しても、ただ見逃して承認する水準にとどまったら北朝鮮の「崖っぷち戦術」に対して
私たちが積極対応できないのみならず、私たちは日米軍事同盟体系の従属国になってしまうだろう。
ところで韓国政府は果たして正しい安保思想を持っているのか？これには「第2ロッテワールド建設
承認に関する疑惑」に注目する必要がある。555メートルの高さのこの建物を建設すれば、ソウルの
安保と直結する城南飛行場は事実上無用の長物になる恐れが大きい。このため、国防省を含めた政
府は過去10年以上この建物の建設に反対してきた。ところが、李明博政権はまさに一朝一夕に、こ
の建物の建設を承認して安保を財閥に売ってしまった、という批判さえ出ている。
安保は重要だ。本当に安保のために私たちは「第2ロッテワールド疑惑」に対しても深い興味を傾け
なければならないだろう。北朝鮮のロケット実験は私たちの能力だけで対応するのは難しい問題だが
「第2ロッテワールド疑惑」は私たちの能力だけで確かに解決できる問題ではないか？
/ホン・ソンテ尚志大教授・参加連帯副執行委員長
ソース：プレシアン(韓国語) "安保脅威？北朝鮮ロケットより第2ロッテワールドがもっと危険"抄訳
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