09/04/06 22:14:12
事故起こした男に求刑 被害者は懲役刑要求 （三重県）
三重県四日市市で昨年５月、交通事故を起こして相手に大ケガをさせたとして、
自動車運転過失傷害の罪に問われている被告の裁判が６日、津地裁四日市支部で開かれ、
検察側は被告に禁固２年６か月を求刑した。また、裁判に参加した被害者の男性が懲役４年
を求める意見を述べた。自動車運転過失傷害の罪に問われているのは、中国籍で名古屋市
南区の工員・李振栄被告（５４）。
起訴状などによると、李被告は昨年５月、三重県四日市市で乗用車を運転して信号交差点
に進入し、男性２人が乗った軽乗用車と衝突して２人に重軽傷を負わせたとされている。
６日の公判で検察側は「被告は自分の信号が青だったと主張しているが、目撃証言などから
主張は虚偽であり、通らない。無謀な危険運転で過失は重大」だと主張して、李被告に
禁固２年６か月を求刑した。
この裁判では、被害者が法廷で意見を述べたり、被告人に質問ができる制度が適用され、
左足を切断する重傷を負った助手席の男性が裁判に参加してきた。この日は、
被害者の男性の主張を代理人の弁護士が読み上げ、「被告人は事実を言わずにウソを
ついている。何ら反省の態度もないし、一度も謝罪していない。懲役４年を求める」
との意見を述べた。これに対し、
弁護側は「証拠とされている目撃証言は、事実を一部始終見ていたわけではなく、
信用性がない」として、無罪を主張した。判決は今月２７日に言い渡される予定。
ソース：NNNニュース [ 4/6 18:50 中京テレビ]
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