09/04/06 21:40:42
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮のミサイル発射を受けて、米下院共和党外交委員会
のロスレイティネン筆頭理事は5日、北朝鮮制裁法案を提出する方針を表明した。
産経新聞が入手した法案によると、ミサイル発射を非難するとともに、
日本人拉致事件にも言及し、被害者の解放を求めている。
同議員は復活祭休会明けの4月中旬にも法案を提出するとしている。オバマ政権下で、
議会に提出された法案に拉致事件が言及されるのは初めて。上下両院ともに多数派
を占める民主党議員の反応が注目される。
法案は、北朝鮮がイランやシリアと核やミサイル開発で協力していることを非難し、
北朝鮮が核・ミサイル計画の放棄、人権侵害の解決を図らない限り、経済制裁を続け、
外交的孤立を図るべきだと求めている。
拉致事件に関しては、
「北朝鮮の交渉者が人道的で誠意ある対応をとることを拒否している」と批判した。
また、オバマ大統領の地元イリノイ州に住んでいた韓国人牧師が北朝鮮に拉致された
問題にも触れている。大統領は上院議員時代、牧師の安否に関する情報提供がなければ、
北朝鮮へのテロ支援国家指定解除に反対するとした手紙に署名した。
外交委のバーマン委員長(民主)もミサイル発射を「挑発行為」と非難するとともに、
国連安保理に「強い対応」をとるよう求める声明を出している。
ソース:MSN産経ニュース 2009.4.6 18:18
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