09/04/04 19:52:39
- 金融サミット:李大統領の評価は2点=英紙 -
ロンドンで行われたG20(主要20カ国・地域)首脳会議(金融サミット)に出席した各国の
首脳たちは、今回の会議の結果をどう評価しているのだろうか。イギリスの日刊紙タイムズ
は3日、首脳たちの発言などを根拠に、首脳たちがどう自己評価しているかについて計算した。
今回の金融サミットに出席した首脳たちのうち、G20のメンバーではあるものの、国家の
首脳ではない欧州連合(EU)の欧州委員会委員長を除き、オブザーバーとして出席した
スペインとオランダの首相を含めた21人について、同紙が5点満点で分析した結果、
4点は5人、3点が7人、2点は9人となった。
悲観的な見通しを踏まえ、国際通貨基金(IMF)の運用資金などを1兆1000億ドル
(約110兆3200億円)増額することや、タックス・ヘイヴン(租税回避地)の新設について合意
に導くなど、具体的な成果を挙げたイギリスのゴードン・ブラウン首相は4点だった。また、
自由貿易に関する交渉の進展に歯止めをかけ、IMFの改革を主導したインドのマンモハン・
シン首相や、自国以外の国々のIMF基金の追加負担に満足感を示した日本の麻生太郎首相
なども「4点グループ」に入った。
一方、フランスのニコラ・サルコジ大統領は金融サミットの終了後、「フランスとドイツにとって
最優先の課題だった金融規制の強化を実現した。これまで世界の人々は、英米型の金融
システムの下で暮らしてきたが、今回の会議で新たな1ページが開かれた」と満足感を示した。
だが、これに対しタイムズ紙は「金融規制の強化は、合意のための合意にすぎない」として、
サルコジ大統領に3点を付けた。また、バラク・オバマ米大統領も「中国のIMF基金の追加負担
を400億ドル(約4兆円)までしか認めなかった」として「3点グループ」に入った。
「2点グループ」には意外にも、中国の胡錦濤国家主席が含まれた。「タックス・ヘイヴンの
新設問題でサルコジ大統領に押し切られ、IMFによる金の売却も望まなかった」というのが
その理由だ。また、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領も「自由貿易の促進に向けたドーハ開発
アジェンダ(DDA)の交渉が進まないことに失望感を示した」との理由で「2点グループ」に含まれた。
李泰勲(イ・テフン)記者
ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/04/04 11:24:05
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