09/04/04 19:03:27
台湾で報じられた「中国から贈られた2頭のパンダが偽物だった」とのエープリルフール記事が、ちょっとした騒動を巻き起こしている。
台湾の英字紙タイペイ・タイムズ(Taipei Times)は1日付の科学面で、パンダと思われていた動物が、実はパンダに似せて「着色された
中国・温州(Wenzhou)のクマだった」と報じた。
同紙は、パンダたちが「起床中ずっと交尾ばかりしていた」ため不審に思ったとの(実際は実在しない)飼育係の証言を掲載。この飼育係は、
「パンダの行為を見てみんな大騒ぎになった。子どもたちは叫び、親たちはイライラしていた」とコメントした。パンダは性的欲求が少ないこと
で知られている。
記事はさらに、中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官の(ウソの)発言として、「われわれは、台湾の友人たちが、非常に珍しい温州の
クマの寄贈を喜んでいただければと願っています」と掲載した。
この記事に対し、台北(Taipei)の動物園のJason Yeh園長は、パンダ保護教育に「大きな損害を与えた」として訂正を要求。しかし、
タイペイ・タイムズ側は、読者はジョークと真実の区別がつくはずだと主張している。
インターネット版の記事では、記事の最後に「ハッピー・エープリルフール!」と書かれており、3日までに2万2000件のヒット数があった。
ソース(AFP BB News) URLリンク(feeds.afpbb.com)
Taipei Times:Pandemonium breaks out at Taipei Zoo(英語)
URLリンク(www.taipeitimes.com)
※紙面のpdf (パンダが交尾している写真つき)
URLリンク(www.taipeitimes.com)