09/04/04 14:17:49
中国の空母建造の是非について網友たちが熱論 8割以上が寄付への支持を示す
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先日、国務委員兼国防部長の梁光列が日本の防衛大臣と会談した際に
「中国が永遠に空母を持たないことはない」と発言したと伝えられた。
これは、この件について中国の軍サイドが始めて公に発した声明でもある。
この報道を受けて、中国新聞網のフォーラムでは中国の空母保有について議論が展開されている。
フォーラムの「中国が空母を造ることについて、あなたは寄付をするか」という調査では、
1万人近い網友の投票と討論があり、8割を超える網友が寄付の意思を示した。
77.53%の網友は、愛国者として無条件で寄付するし、8.15%は分相応の寄付をすると答えた。
ある網友はメッセージの中で「中国が空母を造るのなら、1ヶ月分の給料を寄付する」と述べ、
別の網友は「俺は1年分を払って、空母建造を支持する」と語っている。
さらに別の網友は、「国はスポーツくじや福利くじに準じて「空母くじ」を発行して空母建造の
資金を集めてはどうか」と建議している。
このほか、「中国の空母はいつ就役するか」という調査では、81.20%が「5年以内」と答え、
11.99%が「6~10年以内」と回答し、空母保有に10年以上必要と答えたのは6%にも満たなかった。
北京のある網友は「いつか作るのだから遅いより早いほうがいい。小さいより大きいほうがいい。
少ないより多いほうがいい。5年以内に中国の空母艦隊が間違いなくできると信じている」と話す。
多くの網友たちが自発的に中国の空母の名前を考え出した。その中には「釣魚島」号や「南沙」号
といったたぐいの名前が見受けられ、多くの網友たちから支持を得ている。
「これらの敏感な領土を空母の名前にすることで、人民海軍が祖国の海洋領土をしっかりと
維持するという確固たる確信を体現するのだ」という。
また一部の網友からは、毛沢東や周恩来といった開国の元勲の名前も挙がっている。
「これは革命の先駆者たちを記念するもので、海軍の将士たちを鼓舞するものだ」という。
このほかにも「北京」号や「長城」号、「炎黄(*1)」号といった名前が挙がっている。
(04/03 04:27)
★ ソースは、中国新聞網 [中国] とかからはしょり気味に訳。
URLリンク(www.chinanews.com.cn) (中国語・簡体字)
URLリンク(www.chinanews.com.cn) (中国語・簡体字)
★ 訳註。
(*1) 三皇五帝の「炎帝」と「黄帝」のこと。
中華民族の祖先の代名詞で、中国人を「炎黄子孫」と呼ぶことも。