09/04/01 21:49:30
中国とベトナムは隣り合った国であるが、中越関係はあまり芳しくないはないという。その原因の一つに1979年2月17日に勃発した
中越戦争があるが、ベトナム人が中国人を軽蔑するのにはそのほかにも理由があるという。このブログはなぜ中国人はベトナム人から
蔑視されているのかを考察するものである。以下はそのブログより。
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2月17日はベトナム、中国両国の人民にとって永遠に忘れられない日である。1979年2月17日、中国軍はベトナム国境において
「自衛反撃戦」を開始し、中越両国の人民の間に回復しがたい傷を残したのであった。現在の中越関係は政府レベルにおいても民間
レベルにおいても、中越戦争が影を落としており、不完全な関係といわざるを得ない。
私はベトナムで身をもって感じたこと、絶対的多数のベトナム人がなぜ中国人に対して「非」友好的なのかを、中国人同胞に知って
もらいたいと思う。時間だけが解決してくれる中越戦争によってもたらされた傷のほかに、ベトナム人が中国人に対して「非」友好的な
理由を紹介することによって、同胞に再考を期待したい。
ベトナム人が中国人を憎む原因の一つ目は、中国人がベトナムの国情を理解していないということだ。ベトナムと中国は近く、文化や
伝統、風習などにおいても近いものを持っているが、多くの中国人はベトナムを知らない。
ベトナムという国は財力が不足しており、国際的な援助が無ければ政府の運営にも支障が出るほどであるが、ベトナム政府の貧しさは
ベトナム国民の貧しさを意味するものではないのだ。ベトナムを訪れたことのある中国人は表面的な部分を見て、ベトナム人は貧しいという
誤解を持っていることがベトナム人の反感を買っているのである。
二つ目の原因はベトナム人に対する優越心と驕りである。中国人は「中国はベトナムよりも実力のある国だ」という認識をもっているためか、
謙虚で親和な態度に欠けるのである。
次に中国人ビジネスマンたちによるベトナム市場に対する誤った行いである。これにより中国製商品が売れないばかりか、中国人の
イメージや名声も多大な損害を被ったのだった。
ベトナムの国情や消費習慣に対する無知により、中国人は「ベトナム人は高級で品質の良い商品は買えないだろう」との認識を持つに
至った。そして、中国国内で淘汰された時代遅れの商品をベトナムに持ち込んだのである。ベトナム人たちにとって、中国製商品は「劣悪」
の代名詞であり、ベトナム市場において日本や韓国企業に大敗している原因でもある。そしてベトナム人が中国人を軽蔑する一大要素でも
あり得るのだ。
ソース(サーチナ) URLリンク(news.searchina.ne.jp)