09/05/17 21:02:05 F4Bh2Z1r
★まとめ
ここまで説明すれば、この映画の題材となった、ラーベの日記、ラーベという人自身の言葉にも
まったく信用が置けない性質のものであることははっきりわかると思います。
ましてや、現在のドイツでは、この日記は中国とむすぶ勢力の手に渡り、改竄や加筆が加えられて
いることは容易に想像できます。
ただし、この映画自体は最近までさほどドイツでも話題にはなっていなかったのです。
誰もラーベのことなど知らなかったし、各紙の映画評などでも史実としての信憑性に
疑問をはさむ指摘も珍しくはありません。(ラーベがユダヤ嫌いだったせいもある)所詮は
自国の都合のために、「第二のシンドラー」を無理矢理つくろうとする映画で
あることは大半のドイツ人はうすうす勘づいています。
むしろ問題なのは、このさほど注目されていなかった映画に、突然ドイツを代表する映画賞が
4部門も贈られたことでしょう。この賞は民間の賞ではなく、ドイツ政府が映画振興のために
設けている半ば公的な映画賞なのです。つまり、中国との貿易拡大、利権をめざすドイツ連邦政府が旧同盟国の日本を犠牲にしてまで、足蹴にしてまで中国政府のご機嫌取りに走っているという驚くべき事実の方なのです。