09/05/26 03:35:49 Ou0Ee88t
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田丸 では大統領、もう一度大坂から質問を受けたいと思いますんで、加藤アナ(大阪)さん。
加藤アナ(大阪) では未来に向けての質問です。はい、どうぞ。では李君行きましょう、高校生です。
質問者(男) 私は在日韓国人ですが、今まで日本の社会から色んな物を受けて育てて頂いたと思って
いるんですが、将来はそれを自分が今まで受けた物を日本の社会に還元していきたいと思っています。
それがひいては韓国と日本そして北東アジア、ひいては世界の平和と繁栄に貢献できると思いますが、
それに対して大統領の感想をお聞かせ下さい。お願いします。
盧大統領 これまで韓国人が海外に出て、非常に多くの人々が海外で暮らしました。我々が幼い頃、ユ
ダヤ人やそして中国には海外で暮らしていても、国籍を捨てず、そして言葉を捨てず、また家族の文化を
捨てないというような事があり、それは非常に良いことであるといった教育を受けました。そしてそれが非
常に良いことであると考えてきました。しかしながら世の中は変わっていきながら、世界が一つに統合し
ていく過程の中で、必ずしもその国籍を守るということが称賛をするようなこと、称えることだけだと思いま
せん。
どのような国の人でも自分の国の文化の誇りを捨てないにしても、現地の文化そして体制に適応して、ま
たそこでその社会の一員として定着して、その社会に寄与することは非常に重要なことであります。した
がってその李君がそのように話しをしてくれたことは、非常に進歩的な考えであると思います。自分の民
族的なアイデンティティーは保ちながらも、この現地の一員として適応し、貢献していく考えはその二つの
共同体を一つにつなげることのできる力になり、また架け橋になれるだろうと思います。私はその様な考
えを持っており、国籍問題に対しても、もっと自由に考え、それで二つの民族をお互いに一つにつなげて
いく架け橋として、日本にいらっしゃる同胞の皆さま方が大きく寄与できるような、できたらという考えが良
い考えだと思います。
加藤アナ(大阪) 李君、大統領のお答えいかがですか。
質問者(男) 誠実に答えて頂いて、有り難うございます。カムサハムニダ。
加藤アナ(大阪) はい。未来を支える高校生からの質問でした。