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日本の大阪に住むヤマモト・ケンジ(56)さんは去る28日釜山へ来た。韓国旅行中に釜山（プサン）近
郊の鎮海（チンヘ）で‘桜祭り’が開かれるという事実に彼は非常にうきうきしていた。ヤマモトさんは
「日本に帰れば桜が散り始めているので、韓国へ来たついでに‘軍港祭’に行って‘ハナミ(花見)’をも
う一度しようと考ている」と言った。
円高に春休みそして日本より遅れた桜開花時期が時ならぬ韓日間‘花見’文化の逆転現象で現われ
ている。日本人たちが一番好きな花見を日本の地ではない韓国で楽しもうとする日本観光客たちが
大きく増えているという。韓国国内の代表的な桜祭りである鎮海軍港祭を訪れるための日本人観光
客たちの問い合わせが殺到して、鎮海市と地域商人らが客の応対に忙しい時間を過ごしている。
鎮海市によれば、日本人の軍港祭観光の問い合わせが去年より二倍以上増加した。4月初めまで続
く春休みシーズンを迎え、家族旅行に出かける日本人観光客が比較的安価な船便を利用して釜山に
押し寄せているという分析だ。釜山のある旅行会社関係者は「日本人が一番好きな桜と多様な見どこ
ろ、食べ物が一緒に楽しめる鎮海軍港祭の噂が広がり、こちらへの観光を希望する場合が増えてい
る。日本観光客が一番好む伝統的な桜の観光地は慶州（キョンジュ）だったが最近の成り行きは鎮海
軍港祭を好む方に変わっている」と最近の雰囲気を伝えた。
通りをいっぱいに埋めた桜と一緒に地域の特産物と文化体験など多様な見どころが用意される点で
日本人観光客たちの足を向かせる要因になっている。また、隔年制で実施される‘2009世界軍楽儀
仗フェスティバル’と海軍兵学校・海軍鎮海基地司令部が軍港祭期間中、行われかい艦艇公開行事
と海軍憲兵機動隊バレードなど普段は見られない珍しい経験ができるという長所がある。
釜山国際旅客ターミナルを通じて入国する日本人イシムラ(65)さん一家は「釜山から近い鎮海軍港祭
を見物する事にした」と韓国で楽しむ花見に期待感を隠せなかった。D旅行社関係者は「日本人は韓
国の名所を見てまわったり、マッサージ、ショッピング、韓流スターに会うために来るのが大部分だが、
日本人は桜が大好きだから、桜祭り期間と重なれば花見に参加する」と言った。
釜山・金海出入国管理所によれば今年1、2月は平年度対比59%も日本人観光客が増え、このような
傾向は花見が絶頂を成す3～4月にも続くとと見られる。
ソース：ヘラルド経済(韓国語) 日本が韓国に桜見物に来る
URLﾘﾝｸ(www.heraldbiz.com)
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