【中国】亡命医師が暴く中国の“恥部”、ウイグル「核汚染」…「宇宙砂」や「神」の目撃談、安全対策なしの「蛮行」(東京新聞・特報)at NEWS4PLUS
【中国】亡命医師が暴く中国の“恥部”、ウイグル「核汚染」…「宇宙砂」や「神」の目撃談、安全対策なしの「蛮行」(東京新聞・特報) - 暇つぶし2ch1:諸君、帰ってきたで?φ ★
09/03/30 00:39:10
 中国が新疆ウイグル自治区で40回以上行った核実験による放射線災害の実態が少しずつ明らかになりつつある。このほど来日した
同自治区出身の外科医、アニワル・トフティ氏(45)が本紙の取材に応じ、核実験場近くの村では「生まれてくる多くの子どもが先天性の
障害を持ち、貧困で治療も受けられない状態にある」と証言した。

 がん専門の外科医として同自治区の区都ウルムチの病院に勤務していたトフティ氏が、重要な事実に気付いたのは1994年のことだった。

 ウイグル人のがん発生率が、中国本土に住む漢民族に比べ35%も高いという数字だ。入院患者を調べたところ、同自治区に30年以上
住んでいる漢民族は、ウイグル人同様の高いがん発生率を示したという。

 その後2年間、トフティ氏は個人的に調査を続け、ウイグル人が白血病や悪性リンパ腫、肺がんにかかる率が、中国本土に比べ軒並み
高いことを突き止め、「核実験の放射線と関連がある」と確信した。

 あるとき、調査に気付いた漢民族の同僚医師から「命が惜しければ調査は辞めた方がいい」と忠告され、資料を破棄するふりをしたという。

 核実験災害の実態が徐々にわかるにつれ、トフティ氏の頭の中で、さまざまな記憶が核実験と結び付いてきた。

 ウルムチの小学校で4年生だった73年、3日連続で空から砂が降り続いたことがあった。先生が「宇宙から来た砂です」というのを不思議な
思いで聞きながら、空を見上げていた。

 93年には、地元の新彊東部ハミで出会った羊飼いの老人に「私は神を見たことがある」と聞かされた。ある日、空が「太陽よりも明るく輝き、
同時に地震が起こった」のを、老人は神と思い、すぐに祈りをささげたという。翌日現れた人民解放軍の兵士は、老人が飼っていた100頭以上
の羊をすべて買い取っていった。老人はそれから2年後に亡くなった。

 「宇宙からの砂」といい、「神を見た」というロマンチックな話の謎はようやく解けた。

 中国は73年6月、2・5メガトン級(広島原爆の150倍)の核実験を行ったと推定されている。今、トフティ氏は自分が見た「宇宙からの砂」の
正体は、風に運ばれてきた「核の砂」だったと考えている。「老人が見た『神』は核実験の閃光に違いない。軍が羊を買って行ったのは、
放射能が与える影響を調べるためだろう」
(中略)
 ドキュメンタリー番組の制作にかかわり、中国の“恥部”を暴いたことで英国亡命を余儀なくされたトフティ氏は、怒りを込めながら最後に
こう言った。

 「少数民族のウイグル人は、中国政府から人間扱いされていない。彼らはウイグル人を核実験のモルモットとして使うことしか考えて
いないのか」

■被爆国「日本唯一ではない」

 中国の核実験によって引き起こされた核汚染や住民への被害はどのようなものだったか。中国政府は核実験データはもちろん、実験を
行った事実すら公表していないため、全容は不明だ。

 隣国カザフスタンで入手したデータを基に、中国の核実験災害を初めて科学的に推定した札幌医科大学の高田順教授(放射線防護学)
によると、中国が新彊ウイグル自治区で行った核実験は、1964年から96年まで、延べ46回に及び、総爆発出力は20メガトン(広島原爆の
1250倍)。死者19万人以上、129万人以上の被爆者に奇形や白血病、がんなどが多発したと推定されるという。

 同教授によると、旧ソ連でも核実験の際は、日本の四国ほどの広さの実験場の周囲に鉄線を張って立ち入り禁止にしたという。
「中国ではこうした安全対策がとられた様子はない。『安全なくして実験なし』は科学者の常識だが、中国の核実験は実験とすら呼べない
『核の蛮行』だ」と言い切る。
(中略)
 「中国の核実験は、核が平和時に使われた最悪のケース」と高田教授。

 「日本は最初に核攻撃を受けた国だが、決して唯一の被爆国ではない。中国が起こした核実験災害について情報を発信し、被害者を
支援していくのが、同じく核の被害を受けた日本の役割だ」

ソース(東京新聞 3/28 こちら特報部)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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